写真は昨日の朝日新聞の書評欄。書評に注目してもらいたいのではなく、その下にある「広告」をご覧あれ。かもがわ出版の広告です。

 

 上に、昨年11月末刊行の『共産党100年 理論と体験からの分析』。下に、来週刊行の『志位和夫委員長への手紙 日本共産党の新生を願って』。昨年7月、共産党創立100年でいくつも本が出ましたが、その流れを続けようと努力しています。

 

 さて、『共産党100年 理論と体験からの分析』ですが、このブログでアマゾンからさんざんの扱いを受けたことを報告しましたが、いまや安定の売れ筋になりました。ここ一週間ほど、「ランキング1位」がついています。分野は「政党」論です。

 

 「政党」論で共産党関連本が1位になるなんて、これまであまりなかった現象です。それだけ共産党への注目が集まっているのですね。

 

 なぜそうなるのか。広告のコピーにもありますが、「共産党の危機は日本社会の危機」という感覚が、それなりの人に共有されているからだと思います。共産党への好感からであれ、もう終わりという突き放した感情からではあれ。

 

 この流れを止めてはいけないと思います。すでにご紹介したように、来週はあけび書房から知識人10名による『希望の共産党 期待こめた提案』、そして文春新書から私が書いた『シン・日本共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』が出ます。

 

 それだけではありません。昨夜、ある週刊誌から電話があって、「明日、京都まで行くので取材させてください」と。だから、いまから京都駅に向かうのですが、これも「なぜこれほど共産党関連本が出るのか」という問題意識からでした。

 

 ということで、お出かけしてきます。どんな記事になるんでしょうか。