「自衛官の自殺をどう捉え、どう克服するか」をテーマに、3月11日に国会で開いたシンポの動画です。陸上自衛隊初の心理教官だった下園さん、自衛官の人権裁判を一手に引き受けている弁護士の佐藤さん、海外派遣された自衛官のメンタルなども取材しているジャーナリストの布施さんが参加してくださいました。立場の違う方が議論すると問題が深まってくる実例を見ることができます。私は司会をしています。関心のある方はどうぞ。

 

 ところで、我が「自衛隊を活かす会」のホームページは、ある方がまったくのボランティアで作ってくれています。その方は、開業医師・歯科医師の団体で働いておられるのですが、今回のホームページのアップに際して送ってくれたメールの中で、ウクライナ問題が歯科医に深刻な問題をもたらしていることを教えてくれました。皆さんにもお知らせしておきますね。以下です。

 

以下は参考ですが、

ロシアのウクライナ侵攻に伴い、ロシアから約4割を輸入しているパラジウム(「銀歯」の材料)価格が高騰し、治療するほど赤字となっている事態を地元テレビ局が取り上げてくれました。

今年1月の「銀歯」の材料価格(市場価格、30gあたり)の平均は、84,000円でしたが、3月の平均は約107,000円と、23,000円も値上がりしました。

診療報酬点数は市場価格の変動に後追いして変更されるため、価格上昇が続く状況では歯科医院側に差額が押し付けられる仕組みとなっています。

政府が4月中にまとめる緊急対策に「銀歯」の価格高騰への対応を盛り込む方向との報道がなされていますが、前例がなく、どのような対応が取られるのか不明です。

お時間のある際に下記リンクをご覧いただけましたら嬉しく存じます。

 

▽KSB瀬戸内海放送|治療すればするほど赤字…「銀歯」の材料費高騰で歯科医院が“悲鳴” ロシア侵攻で影響拡大

https://news.ksb.co.jp/article/14592662

▽FNNプライムオンライン|銀歯に支援金? ロシア制裁で価格高騰

https://www.fnn.jp/articles/-/342683