はい、集英社新書で来年二月に刊行されます。『全条項分析 日米地位協定の真実』の帯のデザインです。

 

 オモテ側には、安保条約改定に署名する岸信介さんが出ていますね。ウラ側に、本書の叙述の一つのキモになっている「行政協定改訂問題点」の画像があって、「極秘」ですから迫力があります。これで行こうということになりました。

 

 帯の文章は「まえがき」から以下を抽出しています。地位協定論というと、「日本はこんなにがんじがらめだ」と主張する本が多いですが、そうではなくて「闘えば拓けるのだ」ということを強調したいというのが、本書の目的でもあるので、それにふさわしい箇所を持ってきました。

 

 今年のお正月は、久々、何もしないで過ごせると思っていたのですが、この本の再校ゲラが届くのが年末で、年始に戻さないとダメなので、一日中酔っ払うのは無理みたい。それに、晶文社で予定している『「異論の共存」戦略 実践記』も、年明けに完成原稿をお渡しすると約束したので、自分でお正月の仕事を増やしているようなものです。来年は合計で3冊の本を書く予定です。