はい、一生懸命つくった本ですが、ようやく最後の点検を終え、印刷製本工程に入ります。『辺野古に替わる豊かな選択肢——「米軍基地問題に関する万国津梁会議」の提言を読む』です。

 

 すでに書きましたが、これまでの辺野古をめぐる政府と沖縄の対立構造を崩すだけの「提言」なのですが、誰もが、政府も沖縄も同じことを何十年も言い続けていると思っているのです。だから、「どうせその延長線上の本だろう」と思われてしまい、手に取られない可能性がある。

 

 まだ読んでいないけれど、これまでと違うと思わせるにはどうしたらいいか。ここを迷い続けていたんです。そして、このコピーに決めました。

 

 「在日米軍も日本政府も沖縄も、この案なら合意可能だ!」

 

 どうでしょ? そんな案なんてあるわけない、というのが大方の見方でしょうから、少なくともそこには刺さると思うんですけれど。

 

 「それって言い過ぎ」と思っているアナタ。読んで見たらびっくりすること請け合いです。

 

 さあ、営業に邁進しなくちゃ。