裁判所による現金化が可能になった。予想されていたことだけど、影響は大きいよね。


    実際に現金化されることを想定して結論から言うけど、まず韓国政府が裁判所が命令した額を立て替え払いし、日本政府に対して交渉を呼びかけるべきだ。日本政府はその呼びかけに真摯に応えるべきだ。


    交渉すべき中身は、韓国最高裁判決が日本企業が支払うべき根拠としている植民地支配の違法性。そもそも植民地支配が違法だから支払えって言うけど、支配したのは日本政府で会って日本企業ではないのだから、政府間で議論すべきものなのだ。


    日本政府に違法性を認めさせないまま、いくら日本企業から金を取り立てても、判決の中心命題は満たされないまま。韓国の恨みは残り続けるのだから、本質的な解決にはならない。


    日本政府は、損害賠償とか報復とかはやってはならない。なぜかというと、問題となっている植民地支配の問題から目を背けることになるからだ。支配が合法だったというなら、それを堂々と主張する外交交渉をすべきだろう。


    27日に新宿にある政府の徴用工展示室に行くことは予告したが、当日、お願いするとガイドをつけてくれるそうだ。だから先日、私の「日韓が和解する日」を送った。そこに徴用工展示室がどうあるべきかを書いているので、実際の展示内容との関係で説明してもらうつもりである。


    まだ三名分ほど空きがあります。参加を希望される方はご連絡ください。