3月に実施予定だった「自衛隊を活かす会」と「兵庫県九条の会(正式には9条の心ネットーワーク)」の共同企画。コロナで延期になっていましたが、昨夜、神戸で開かれた会議に招かれて協議し、次のような方向になりました。

 

 まずテーマですが、3月に開催された場合、「自衛隊と9条の関係をどう語っていくのか」でやろうということになっていました。だって、まさに自衛隊を9条に加憲する安倍さんの案を前にして、何をどう語っていくのかが焦点でしたから。

 

 しかし、はっきりいって、コロナ問題がここまで影響している現状で、安倍政権にはこれをごり押しする余裕はないように見えます(九条の会関係の人は、そう言ってしまうと、自分の存在意義に関わるので、なかなか評価は難しいでしょうけれど)。

 

 それに加えて、イージスアショア問題をきっかけにして、政府自民党内では「敵基地攻撃論」が再浮上しています。七月には自民党が提言をまとめ、政府の安全保障会議でも九月に何らかの方向性を打ち出すとか。

 

 それなら、この企画もそのテーマでやろうということになりました。自衛隊を活かす会から参加するのが、敵基地攻撃する場合は日本の基地から飛び立つことになる航空自衛隊の元空将補の林吉永さんですから(柳澤協二さんも参加します)、ふさわしいメンツということになりますし。

 

 日程と会場は、会場確保の関係で、8月1日にならないと決まりませんが、10月24日(土)か25日(日)の昼間で、会場がとれなければ23日(金)の夜になる可能性もあります。日程を確保しておいてくださいね。

 

 今回、コロナでまた移動の自粛が呼びかけられることも想定されるので、そういう場合、柳澤さんと林さんが東京にいながら、神戸の会場とネットで結んで実施するやり方に切り替えます。何があっても実施するということですので、ご期待ください。