共産党からの除名撤回を求める裁判を開始して以降、全国の名前も顔も知らない人から支援を受けることになり、感謝している。講演会で呼ばれて参加した際など、そういう人にお会いすることもあり、この歳になって人間関係が豊かになるのを実感する日々である。
昨日、その中のお一人から電話があった。この間、何回も、共産党の中央委員会や住んでおられる県機関に電話をして、私を共産党に戻してほしいと頼んでくれているそうだ。ありがたいことである。
なぜ昨日、私に電話をしようかと思ったかというと、党中央の対応に変化があったからなのだそうだ。相手の名前は聞かなかったそうなのだが、電話で話している最中に、「松竹さんの言うことであっても必要なら党中央としても取り入れていますよ」という話をされたというのだ。いや、びっくりというか、うれしいというか。
そこでその人が思い出したのは、私のYouTube動画だった。「小池晃『謝罪』動画の見方」と題したもので、埼玉の戸田市の共産党をめぐって起きた問題に関して、当事者の2人ともが党中央の方針が明確でなかったことの被害者だと論じたものである。その趣旨をブログの記事にしていたのだが、小池氏がそれと同じことを述べて謝罪したので、本当に私の記事を読んでいるのではないかと思ったのである。
ということで、もしかしたらだけど、私がいろいろと発言することは、党中央にとっても役に立つことがあるのかもしれない。これからも遠慮しないで発言を続けたいと思う。