<今日の表紙>かなり理解に苦しむ2月のiichiko

話せば長い話になります。

 

難破船のオブジェ iichikoはどこ? iiichikoは踊っています。

 

3月が楽しみです。

 

20日の天声人語は3月の卒業シーズンに向けての卒業生へのエールでした。

 

『ドラえもん』ののび太は、何をやってもいいことがない。・・・

 

でもあんなに何度もつまずきながら、決して人生をあきらめないのが、のび太のいいところだ。年に数回は「今の自分より少しはましになりたい」と一念発起し、宿題をやろうと机に向かってママを驚かす。・・・

 

作者の藤子・F・不二雄さんが雑誌で、くるくる回る床屋の看板を人に例えていた。上へ上へと夢を追いながら、実は同じ場所にいる。「しまいには、その『上昇の夢』さえ忘れてしまう。そうじゃなくて、挫折しても明るく夢を夢を見続ける『自分を見捨てない人』に共感してほしい」。きっとのび太のことだろう。

 

卒業シーズンが近づく。多くの高校生は、3月上旬に別れの時を迎える。希望の道へ進む人、涙をのんだ人。さまざまだろう。この一歩で残りの人生も決まると、若いうちは思うかもしれない。でもそんなことはない。大事なのは「自分を見捨てない」ことだ。

 

ドラえもんから眼鏡型の道具「ファンタグラス」を借りたのび太は、動植物と心を通わせられるようになる。大事に育てたタンポポから、綿毛が最後にひとつ、春風に吹かれて飛んでゆく。

どこへ行くつもり?のび太の問いに綿毛が答える。「わかんないけど・・・、だけどきっと、どこかできれいな花をさかせるよ」。旅立つ若者たちに幸あれ。

 

旅立つ若者たちだけでなく、僕も励まされました。

 

僕もクルクル回る床屋の看板のようでもあります。

 

でも、「自分を見捨てない」

 

広大な宇宙の神秘に比べれば、人の一生はいろいろありますが同じようなものです。

 

でも、「自分を見捨てない」生き方が自分への義務かも?

 

久しぶりに楽しい天声人語でした。

 

柔らかく自分を見捨てちゃいけないと卒業生へ天声人語

 

2月11日の僕の部屋から撮ったザ・シーン城北の真上を通過する夕日でお別れします。

11月の初め頃にも見れるかも?