KYに激怒!

気温の上昇とともに、アイスモナカが売れる。
本町橋の有名店や千林商店街の人気店なんかの足元にも及ばないが、
『皮がパリパリで美味しい!』と好評なのだ。
当店のアイスモナカは、バニラと抹茶の2種類で、1個100円。

今日(10日)の夜は3名様のご予約があり、そこに新しいお客様がお一人と
常連の●●氏、さらにはSご夫妻が加わり、夕方から忙しくさせていただいた。
午後9時頃、奥で荒いものをしていると表に数名の人影があった。
暖簾越しだったからよくは見えなかったが、会社帰りの若い男女のようだった。
水音で聞こえなかったが、“モナカ100個・・・”
とかなんとか聞こえたように思った。
(モナカが100個? アイスが足りない・・・)と、反射的に考えた。
すぐに荒いものを止めて応対しようとしたが、
数名の人影はすでに店先から消えていた。どうしたのだろう?

若い男女は店の前を通りかかり、アイスモナカ100円の看板に目が止まり
立ち止まってくださったらしい。すると入口付近に座っていた●●が、
『モナカは100個単位ですよ!』などと言い放ったらしい。
やり取りは聞こえなかったが、“モナカ100個”という言葉だけが奥にも聞こえた。
●●は冗談のつもりで言ったらしいが、若い男女は『それならダメだ』と言い残し
そそくさと店の前を立ち去ったのだ。

●●は“冗談を本気にするなんて・・・”とヘラヘラ笑った。
「そんな事は言わないで欲しい!」とわたしは毅然としたが、腹が立った。
まったくの“KY人間”だ。
遊びで商売をやっているわけではないのだ。
反省してほしくもないが、二度と店の敷居は跨いでほしくない!

まぁ、そんなことはブログを読んでくださる方にはどうでもよいことですね(笑)。

ところで、当店の珈琲は、萩原珈琲の豆に変わりました。
わが国ではじめて炭火焙煎をはじめた萩原珈琲の、香り高い味わいをお楽しみ下さい。
詳しくは改めまして・・・
4月22日付毎日新聞夕刊の記事

少し前になりますが・・・
4月22日の毎日新聞夕刊で紹介して頂きました。


$大阪天満宮表参道<祭屋梅の助>のぼてふり日記-毎日新聞記事
辛いモンストリート 第1回スタンプラリー

日本一長いといわれる天神橋筋商店街!その距離、南北2.6km!
その始発地点の天神橋1丁目商店街(通称てんいち)が
“大阪で一番アツイ商店街”を名乗り、『辛いモンストリート』プロジェクトを始動。
6月9日から第1回スタンプラリーを開催します。

$大阪天満宮表参道<祭屋梅の助>のぼてふり日記-辛いモンストリート

参加店舗は──
●餃子食堂大阪亭天神橋店 ●Bar white L ●馳走庵南森町店
●立ち呑み処七二八(なにわ) ●祭屋梅の助 ●居酒屋一天


■第1回スタンプラリー
 期間/1周目…2010年6月9日(水)~6月30日(水)
      2周目…2010年7月20日(火)まで
 ※参加店舗でスタンプカードを配布します。
 ※1周目の期間中、参加店舗にご来店頂きますとカードに
   1ポイント捺印いたします。(1店舗1回のみ)
 ※各店で辛いモンメニューをご注文いただきますとさらに
   1ポイント捺印いたします。(1店舗1回のみ)
 ※6月20日(日)・30日(水)は、来店ポイント2倍デー!
   この両日ご来店いただき辛いモンメニューをご注文頂きますと
   3ポイント捺印いたします。
 ※1周目期間中に6ポイント溜まれば、参加各店舗で
   下記の特典をご提供させていただきます。

 ◎2週目(7月20日まで)の各店舗の特典
  ◆餃子食堂 大阪亭 天神橋店・・・・・餃子一人前をサービス(店内のみ)
  ◆Bar white L・・・・・チャージ代無料
  ◆馳走庵 南森町店・・・・・ドリンク一杯をサービス
  ◆立ち呑み処 七二八・・・・・串揚げ盛り合わせをサービス
  ◆祭屋梅の助・・・・・激辛つまみとアイスモナカをサービス
  ◆居酒屋 一天・・・・・名物たこ焼き・塩マヨ6個をサービス

心地よい辛さから火を噴くような辛さまで・・・
各店の“激辛メニュー”に、ぜひぜいチャレンジを!

<<<辛いモンストリートホームページ>>>
   http://ten1karaimon.web.fc2.com/ ※辛いモンストリートで検索
<<<辛いモンストリートブログ>>>
   http://ten1karaimon.blog104.fc2.com/
激辛パスタ!

随分、ご無沙汰です。
前回は名残りの桜が花びらを散らしていた頃。
内容が少々ネガティブで、おまけにそれ以降まったく音沙汰がないので、
気にかけてくださる方には、心配をおかけいたしました。
その間決して“人生の引き算”ばかり、していたわけではありません(笑)。

二週間前に初孫(男子)が生まれました。
汚れを知らぬ純真無垢な顔を眺めていると
多少の“足し算”はしなければ・・・ と思いました。

さて、唐突ですが、このたび
天神橋1丁目の若き店主たちが集まり、
“辛いモンストリート”なるプロジェクトがスタートすることになりました。
大阪で“辛いモン”といえば“天神橋1丁目!”と言われるようにと
各店が“激辛メニュー”を競います。
祭屋梅の助もプロジェクトに参戦!することになりました。

梅の助の激辛メニューは、“チョリソーと青唐辛子の激辛トマトソース”。


$大阪天満宮表参道<祭屋梅の助>のぼてふり日記-激辛パスタ①

◎チョリソーと青唐辛子の激辛トマトソース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・600円

もう一品は“ボロネーゼ・茄子の中辛ミートソースアジアン風”。

$大阪天満宮表参道<祭屋梅の助>のぼてふり日記-ミートアジアン風①

◎ボロネーゼ/茄子の中辛ミートソース アジアン風・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・700円

ビールのおつまみには“激辛ポテトフライ”をご用意しました。

$大阪天満宮表参道<祭屋梅の助>のぼてふり日記-激辛つまみ

◎激辛ポテトフライ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200円

辛いモン好きの皆さん! 一度チャレンジを・・・
名残りの桜の下で思ったこと

季節外れの寒さのお蔭で、
今年のソメイヨシノはひと月近くも咲き続けている。
名残りの桜が花びらを散らし、大川に花筏が浮かんで
恒例の「造幣局の通り抜け」もはじまった。

ふと、あと何回・・・・
あと何回、花見ができるだろうか・・・ と、考えた。
還暦を過ぎると、人生も引き算をしなければならない。

最近、二人の知人が連れ合いを亡くされた。
一人は、天五中崎商店街の古書店・青空書房の店主、坂本健一さん。
坂本さんは大正12年生まれで、今年87歳になられる。
坂本さんは、貧しくとも心豊かに生きる下町商店街の人間模様を
穏やかに、温かい眼差しで見つめてこられたが、
ご自身も清貧に甘んじるが如く、ご夫婦で慎ましやかに暮らしてこられた。
心の支えでもあった奥さんに先立たれた坂本さんがしみじみとおっしゃった。
『世知辛い日々の中で、ささやかな喜びを見つけても
分かち合う人がいないというのは本当に寂しいものです。
・・・辛いことがあると、辛さは二倍にも三倍にもなるんです。』

もう一人は、行きつけの銭湯で知り合ったKさん。
Kさんは70歳代半ばだろうか。奥さんは三年前から
意識不明で寝たきりだった。毎日欠かさず病院通いをしてこられたKさん。
『覚悟はできていたはずなんですがねぇ・・・
でも、たとえ寝たきりでも命はあったんです。
亡くなってしまうと、これほどまでに辛いものかと、
しみじみ思い知りました・・・』