【しねステ】#舞台 「死ねばいいのに」 観劇日記 其ノ弐 | 華胡の部屋 リビングルーム

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此方は後日弾やアフタートークを綴ります

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#舞台 死ねばいいのに

 

本日 1月28日 全13公演が千穐楽を迎えました

座長の新木宏典様、はじめキャストの皆様

関係者の皆様 おめでとうございます!お祝い飛び出すハート

 

 

 

 

いゃ~何だろう。。。

 

 

お前は何様だはてなマークって言われそう何ですけどね笑笑

 

今回は、何だか初日から滅茶苦茶ハラハラで

公演中ずーっと 胸の奥がハラハラ ひりひり する

そんな感じが有って

 

作品の性質上なのかはてなマーク靄ッと感が残るのはしょうがないと

原作者の京極夏彦先生も仰る通りで

 

 

兎に角、新木さんのお芝居が危ういとか拙いでは無くてもやもや

 

渡来健也が。。。

 

物凄く危うくて拙くて目を離してしまうと

そのまま壊れて溶けて消えて仕舞いそうで魂

 

 

新木さんの演目で初めての体験をさせて頂きました。

 

この演目では公演後のアフタートークも御座いまして

アフトの最終日には、演出家のシライタケシさんと

原作者の京極夏彦先生もご登壇されました

 

アフタートークの纏めブログも別の項で綴りますね

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。それでは千穐楽も無事に閉幕致しましたので。

作品を通した私の個人的な感想を少し綴ってみようと思も居ます

  

 

 

 

原作と舞台の表現

 

以前のブログでも書いてますが

今回、私は敢えて原作を入れずに初見で観劇しました

 

勿論、これ迄公式が(舞台の)発表して来た情報は入ってます

ので。。。

キャスティングやあらすじや京極先生及び制作の意図する物は

くみ取って来たつもりでした

 

いゃぁアセアセアセアセアセアセ初見では本当に難しかった

舞台が暗転してキャストパレードで思わず隣に座る友人に

 

えっはてなマーク終わりはてなマーク

 

って聞いちゃいました笑笑笑

 

 

原作を読んでた友人は

 

うん。。。これで終わり。。。って

 

 

えーーーーーーーーーー煽りあせるあせるあせるDASH!

 

何とも塊が大きすぎて何処から咀嚼して行けば良いか

全く分からなくて

 

私なりに一人目から六人目までの心理描写と健也の心理とを

紐解く作業から始めてみました

 

そして、各回のアフタートーク等も見つつ

原作者の京極先生がご登壇前に

 

実は、お恥ずかしながら私は京極先生の作品を拝見した事が

無くて

 

どの様な文体で書かれる作家さんか知りたくて原作を斜め読みしてみました

 

そしたら。。。この作品はお芝居にするのは本当に難しいと感じた

 

何故か。。。渡来健也の心理描写と鹿島亜佐美の心理描写が一切描かれていないのです

 

多少の台詞と所作だけ

 

つまり、物語の主人公が台本上の所謂ト書きでしか表現されて無い

 

これを読んで更に、渡来健也が危うく拙い存在となって

 

そか。。。そもそも物語に健也像が掛かれて無いから

読み手 受け取り手の気持ち次第で表情が変化するんだ と

 

今回の舞台ではその霞の様な渡来健也を新木宏典さんが

具現化して6人と対峙しながら鹿島亜佐美に肉付けして行く

 

とても難しい役どころだと感じました

 

一人目 山崎/上司 

初見の感想。。。最低だな 救いようのない管理職だな

 

こんな上司に私は会った事が無いけど。。。居そうですよね

作品は違うけどとあるシンジュクのラップを歌う社畜の上司も

こんな感じでは無かったですかはてなマーク

 

この、上司。。。私が原作から受けた印象だと

もっとこう 声も荒げず ねちねちとボソボソと

陰湿なイメージで家庭にも職場にも居場所が無い事を自覚してるからこそ誰からも認めて貰えないからこそ誰も認めない

 

そんな印象でした

 

舞台では、津村知与支さんが感情豊かにテンション高めに演じてましたが

 

 

感情のト書きが無いからこその表現力で見事に陰湿な上司を熱演されていました

 

アフトでも 何故か力が入って変な動きになって仕舞うんです

 

とお話されてて笑笑

手足がとってもトリッキーな動きになってましたよね(*'▽')

 

珈琲カップをカタカタ鳴らしながら結局健也のメロンソーダ🍹を飲んでしまうとかね(;´・ω・)

 

 

 

 

二人目 篠宮佳織/お隣さん

初見の印象は、ザッ僻み女子の典型 隣の芝生は良く見える

 

きっと何かと気になって勝手に目に入る様になって

いつの間にかライバル視する様になったんだろうなって

 

一番簡単に感情を理解しやすいけど。。。

ごめんなさい。私が一番嫌いなタイプです

 

舞台では、宮崎香蓮さんが見事に演じてくれて居ました

 

 

 

 

 

 

 

今回の舞台はセットが八百屋と呼ばれるタイプ

これは、八百屋さんの店先で商品が見やすい様に傾斜を付けて陳列する棚の様子

 

この手法が用いられる時の平均的な角度のアベレージが

6度なんです 少しキツクても8度

所が今回の八百屋の角度が10

 

一番上にペットボトルを置くと転がるよ

 

と新木さんもアフトで話したました

 

 

でね、この角度は全出演者に等しく荷重を掛ける訳で

中でも、宮崎さんはヒールを履いて帰宅途中に健也に呼び止められる

その後自宅に健也を招き入れるので靴は脱ぐけどあのヒールはハイヒール怖いだろうなって思いました

 

舞台の発声上。少し声を張り上げてる様子は否めないけど。。

でも、隣の芝生に嫉妬する様子は滅茶苦茶上手に演じて居られました

 

  

 

 

 

三人目 佐久間淳一/やくざ

初見から、滅茶苦茶しっくり来てた

いつの世もやくざは人に(女に)優しい笑笑

そしてへそ曲がり

熱くても、痛くても、悔しくても、悲しくても、好きでも

素直に言わない じっと胸に納めとく のが美徳とか思ってる

其処も納得

 

 

 

 

原作のイメージそのままに舞台で演じてくれたのが

伊藤公一さん。一番初めのアフトメンバーで

髪型に付いて新木さんから

 

新 右差し 伊藤さん前日にサロンに行ってこの金髪染めて来たんですよね

 

伊 右差し 前日 ゲネの時ですね

 

新 右差し 分かります?これ染めたてなんですよ。伸びてこの状態じゃ無いんですよ

 

伊 右差し 美容室で”ダサい金髪にしてくれって笑笑

 

新 右差し 凄いよね 役への責任感が ちゃんと暴力団に加入出来てる?って云うさ

 

そうなんです。この三人目は下っ端も下っ端

兄貴に頭が上がらなくて逆らえないドチンピラなんです

その役造りの為の毛染め

 

役者さんってホント七変化しますよね

で、割と普段からこの系統の役が多い伊藤さん

ですがいつもはもう少し格上の役なんだそうです

 

確かに電球健也を怒鳴りつける所作とか煙草をもみ消す仕草が板についてる(⌒∇⌒)

 

  

 

 

 

 

 

 

 

此処まででまだ半分

まだまだ本編の感想が続いて行くので

これ以上長くなると読みにくくなると思うので

今回はこの辺で一回綴じましょう

 

続けて投稿出来るように

頭フル回転で頑張りますねグッグラサンハート