登場人物

私→るな

旦那→よしお

不倫相手のオンナ→りんこ

息子→にぃに(小学1年生)

娘→娘ちゃん(1歳)



居酒屋で注文をし


早速よしおは


ボイスレコーダーをわたしに手渡した


ア○ィーレ法律事務所の


弁護士さんから


ボイスレコーダーの


決定的な証言の部分の時間(タイム)と


証言の部分の文字おこし

(ボイスレコーダーの内容をパソコンで打ち込んだもの)


を送るように依頼があった


わたしの貴重な時間を


そんなもしょうもない会話の

文字おこしなんぞに費やすのは


絶対に嫌だったので


よしおにやるように伝えていた


よしおは


丁寧にボイスレコーダーのタイムと


詳細な文字おこしをし


きちりと印刷し


A4の用紙一枚に収めて渡してきた


90:45(ボイスレコーダーのタイム)

「あんなに、エ○○(行為)もいっぱいしたのに。」


↑こんな感じで


決定的な証言の部分は


丁寧に赤文字にして記載していた


几帳面なよしおらしい


弁護士さんからしたら


100点の文字おこしだろう


、、、


どんな気持ちでこれを打ち込んでいたのか?


分からないけれど


本当にしょうもないと思った


心底


不倫というのは


つまらなくて


くだらない行為だなぁと感じた


、、、


これで証拠は揃った


夫が他の女と


セッ○スしまくった証拠を手にし


満足しながら


ビールをグイッと呑んだ


、、、


よしおはちびちびと烏龍茶を飲んでいた


沈黙が続いた


何を話せば良いか分からないのだろう


わたしは


あえて


こっちから会話を振らずに


よしおの動きを待った


こんな時にも


相手任せで


何も出来ない


それがよしおだ。。


、、、


ようやく、よしおが口を開いた



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