登場人物

私→るな

旦那→よしお

不倫相手のオンナ→りんこ

息子→にぃに(小学1年生)

娘→娘ちゃん(1歳)



るな目線で当時のことを書きます


よしおに


お昼


「子どもたちがインフルエンザになり、わたしも体調が悪いから、飲み会を断って帰宅して」


と伝えたが


「トラブルで遅くなる」


と言われ絶望的になっていた


頼れるのはよしおだけだ


しかし


仕事なら仕方ない


なんとか子どもたちの食事


簡単に二人の身体を拭いて


自分はしんどくて、お風呂に入れる余裕はなかった


時間は21時になっていた


そろそろよしおも帰宅するだろう


と思っていた


娘ちゃんが嘔吐してしまい


絨毯や洋服の仮洗しか出来ずだったので


よしおに寝かしつけをお願いして


そちらを片付けようと思っていた


「何時になる?」


LINEは既読にはならずだった


この時


初めて



おかしい。




と思った。。



洗濯は諦め


子どもたちの寝かしつけをした


いつもは


同時に私も眠りにつく


今日は調子も悪いし


疲れて眠たかった


はずだが



よしおの様子がおかしい



寝てられなかった 


不安だった


なぜ?既読にもならないのか?


電話もした。


出ない。


おかしい。


絶対におかしい。


何かある。


そう確信し、よしおが帰宅するのを待った。


とんでもなく疲れていたし


風邪気味だったし


目を閉じれば気絶しそうなくらいだったのに


完全に


目が冴えていた


アドレナリンが出ていたんでしょうか?


その時は


しんどさを全く感じなかった


感じる余裕も無かったんだと思う



その時



鍵を開ける音がした


よしおだ。