登場人物

私→るな

旦那→よしお

不倫相手のオンナ→りんこ


息子→にぃに(小学1年生)

娘→娘ちゃん(1歳)


にぃにのスポーツクラブの待ち時間


大型ショッピングモールで


よしおから


着信がありました


わたしは


深呼吸をし


電話に出ました


よしお

「ごめん。今実家に居ます。」


どうやら


よしおは自分の実家に帰ってる様でした


るな(わたし)

「そうなん。どうでもいい。

 オンナどうしてん?」

(ショッピングモールで叫んでしまっていた)


よしお

「別れてくれなくて、無理やり帰宅したけど、すごい電話の数とメールで、、どうすれば良いか。」


りんことは別れていない様子だ。

りんこは逆上して、かなり怒っているのが分かる。


わたし(るな)

「オンナと別れない限り、一切連絡してくるな!

別れてからしか何も話せないし、話すことはない!」

とだけ伝えた


わたしは


スポーツクラブの前に


わたしの母(実母)に電話をし


この件を話していた


そこで、実母に色々とアドバイスをもらっていた


何を隠そう


実母は不倫され側のプロとも言える人だ、、、


わたしは


父が浮気をする度に


泣かされる母を見て育った


だから、


不倫や浮気とは無縁の


全く遊びを知らない


真面目で


温厚なよしおを選んだ


実父とは


全く逆のタイプのよしおを



、、、


でもこれが現実だ   




不倫からは逃れられない

運命なのか?


とすら感じた



母はしきりに


●あんなに優しいよしおくんが不倫なんて信じられない


●きっと女に言い寄られ、騙されたに違いない


●よしおくんも被害者だ


と、


よしおの完全なる味方であったが


わたしは


よしおが一番の悪に思えた


普通は


不倫オンナに対して


怒り狂うパターンが多いのかな?


でも


わたしは


よしおに対しての怒りのほうが


とても


大きかったのです


実母から


●よしおとは、オンナと別れない限り話せない、会わないを徹底する事


●オンナを訴える事


●オンナには絶対に直接会わない事 


をアドバイスしてもらった


よしおは

「今日ちゃんと別れます。」


という約束をし


「しっかり戸締まりして欲しい」


と必死に言われた


どうやら

半狂乱になったりんこが 

家まで乗り込んで来るかもしれない というのだ


りんこは

最寄り駅までは知っていて

自宅の場所までは知らないが

私達の名字は、

他には中々ない名字で、

血眼になって探せば

最寄り駅から発見される可能性がある


そこまでに不倫オンナを追込んだ

よしおが


すごく


悪に思えた


りんこも必死だ


その様子を聞くたびに  


恐怖もあったが


こちらは


冷静であらなければ



逆に冷静を保てていたのだと思う



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