私が幼い頃
実家は
何頭もの乳牛を飼う酪農との兼業農家だった
規模は小さいけれど
養鶏(ようけい)とか 養蚕(ようさん)も していたっけ
↑
いわゆる家畜 と呼ばれている
乳牛から朝晩2回 搾乳した生乳は
翌朝 集乳車が
酪農家の家を一軒一軒 回って集めにきて
ちょっとした検査をした後
架装されたタンクに吸引して運んで行く
毎朝そんな光景を見ていたけれど
チェルノブイリ原発事故のあとでは
牛たちが食(は)む牧草が
流れてきた放射能に汚染されてしまったため☢️
しばらくは
絞った生乳を出荷することができなかった
のだと 後(のち)に母から聞き
空は 決して区切られてなどいなくて
繋がっているんだなぁ
と思ったことを思い出す
6年前
一軒家から URに引っ越して
庭の無い コンクリートの建物の
狭い部屋の中で生活するようになった
2年前
夫が逝って一人になって
(初めての一人暮らし)
動くことも 話すことも減ったけれど
相変わらず同じ部屋で
食べて 排泄して
眠って 起きる(目覚める)
ってことは ずーっと続いている
今は暑くて
おつかいに行くには 焦げてしまいそうだから
食事は
長男が教えてくれたnoshを食べたり
暑くて眩しいから
あまりカーテンも開けないで
調節された冷房の効いた
うっすら暗い狭い部屋の中で
一日中 過ごすことも多い
毎日 ずーっと
そんな風に暮らしていたら
なんかね
飼われていた
ニワトリ🐓とか 牛🐮 みたいだなぁ・・・って
最近 ちょっと感じるようになってきて
人間の家畜化？…
なんの気なしに
ちょっと面白半分で検索してみたのね
そうしたら・・・
あったのよ
出ていたの
びっくりだわよ 
家畜は
誰かに飼われているから家畜なのであって
自分は
別に誰かに飼われているわけでもないから…
家畜っていうのもちょっとなぁ
って思ってはいたのだけれど
そうか 社会に か ‼️
自由に使える時間は
すべて自分一人だけのものとして
1日24時間 たっぷりとある
なんの規制も強制もない
なにをやっても良いし
なんにもやらなくても良い
どう使おうが自由
その自由は自分のものだと思っていたけれど
無意識に その自由を
自分自身で 制限して
差し出していたってこと？
ちょっと背理
パラドックスだわね
人間はどこまで家畜か 熊代亨
https://www.hayakawabooks.com/n/nf852cd9e73f3
AIで人間は家畜化される
https://youtu.be/f3D3o3MqenI?si=O_HWS7sqeMkgidLn
田舎での草刈りや
それに係る長距離の運転も無くなり
お日様にも あまりあたらず
季節の風の匂いを かぐことも無くなり
無味無臭の部屋の中にいる
時間を気にすることも
時間に追われることも なくなって
今まで必要とされていた体の機能は
必要とされなくなって
装備として くっついていた体から
ぼろぼろと落ちるようにして無くなった
木を切るとか
薪を割るとか…も もう無い
野性味も 削(そ)がれ
おとなしくなり
あまり人とも話さなくなったから
脳が小さくなったようにも感じていた
自由も
度を越すほどにあると
本来あるべきその体の機能が
少しずつ少しずつ失われていき
便利さや 真新(まあたら)しさの誘惑から
何気なく触れたそのものに 操作されて
知らず知らずのうちに(気づかぬうちに)
意図しないその方向に
自主的に進んでしまっている
ってことなのかしらね
" 時代の先をいっている " と
皆が こぞってやっていることが
実は
自己家畜化の促進に
貢献しているのだということに気づいていない
自らが
自らを扱いやすく 改良させることに手を貸している
ことに気づいていない
みたいな構図？
でも
それが大多数だとすると
じゃあ…
そこに含まれないマイノリティーは
益々
生きづらさを感じることにならないかしらね
現代人は 特に…。
そう言えば
進撃の巨人の中で
エレンが言っていたよね
それじゃ・・・
まるで 家畜じゃないか…
ちょっと
放牧(ほうぼく)して こようかな
↓
お外に出てお散歩👣ってことね
Caption
🌱散歩で見つけた黄花ｺｽﾓｽ🌱
