東日本大震災は、被災から1週間以上が経過しました。
警察庁は、20日21時現在、死者8450人、家族が届け出た行方不明者を含め20000人を超したと発表しています。
また、9日ぶりに80才の女性と16才の男子が、宮城石巻の倒壊家屋から救助されたと報じられております。
そして、35万人が避難所生活を続けていると言われます。
山形市で、96才の高齢者が駐車場からバックで出てきたライトバンに轢かれ死亡しました。
寒河江市では、82才の高齢者が自宅で孫のトラックに轢かれ死亡しました。
共に同じ日の新聞報道記事です。
県の危機管理監から、高齢者交通死亡事故注意報が発令されるはずですが、記事になっておりません。
人の生命に、数の多寡で区別はありません。
大震災被害者に、義援金や援助物資など何も出来ないジレンマもあります。
事業所の交通事故防止を目的とする活動団体、安全運転管理者協議会に関わる自分と、交通事故死者の0を目指す思いを再認識したい、そんな気がしています。

