2023年2月26日
三寒四温がつづき、
本日も水撒き用の水道蛇口が凍結。3月に入ると
しばし穏やかになるものの、
中旬には“寒の戻り”も予想されるなど油断できませんが
定植の準備にかかっています。
腰痛?早く寒さが遠のくのを願っています。(笑)
我が家の3月中旬までの気象予想
不適地の攻略方法
兵庫の中間山地の我が家。春先が寒くて遅く
梅雨が長く、夏の猛暑がハンパじゃない。
そんな悪条件下で、
いかに甘い高級フルーツが栽培できるのか。
ふつうなら諦めてしまうものですが
天邪鬼(あまのじゃく)な家庭菜園家。
今年も健在です。ハハハ
今年最大のテーマ「根域制限栽培法」
そのための究極のツールが届きました。
ルートラップポット100リットル、10枚ぶん
使用されているプロぶどう農家の画像をお借りしました。
・育成適温を守り定植する
どんな作物にも育成適温があります。
シャインマスカット10~20℃。
メロン18~25℃。イチゴ10~15℃
・寒さ好きで暑さ苦手のシャインマスカット
共通するのは雨嫌い。
しかし適温10℃にたどり着くのは4月中旬。
それまで待つと収穫は11月、秋の寒さに
耐えられない。(笑)
逆算すると3月中には定植したい。なので
パルテノンの夜間温度を下げないように工夫して
とくに“寒の戻り”時期を乗り越える必要があります。
・寒さ苦手で暑さ大好きのメロン
共通するのは雨嫌い。
今年は一期作と二期作プラン。寒さに強い
マスカットと寒さに弱いメロンが同じ屋根の下。
はたして育成が可能となるかが最大のテーマです。
課題であった“形・サイズとも良し!”なのに
糖度がイマイチ(スーパー並み)。
品種選びと栽培手段を一から変えることにしました。
品種は“アニバーサリー(ナント種苗)” 特徴は
糖度が安定していることと、小ぶりだけど美男子。(笑)
収穫前のぱったん病にいつも悩まされていました。
メロン栽培には珍しいことではないのですが
これを克服しておかないと
ショックで寝込んでしまうので…。(^-^;
メロン栽培もシャインマスカットと同じ根域制限栽培に。
昨年のこと、お中元で次世代あてに届いた
千疋屋さんの極上メロン。まさに芸術品。
調べると、
この根域制限栽培法で栽培されているとのことでした。
植物が土から栄養分を吸収する菌根は、
「土に栄養が多すぎないこと」が発生条件だとか…。
深いですぅ (^-^;
私も地面を直接踏んづけないように
気を遣ったつもりですが、土の上に乗られるだけで
相当なストレスがあったことでしょう。
今後は土の上に乗ることがない栽培法に。
限られた土の量や養分を図るには相当なデーターが
必要になることでしょう。
・寒さに強い?イチゴ
一足早くスタートの「おおきみ」イチゴ
寒さに当てないと成長しないイチゴですが
5℃以下になると
またまた休眠に入ってしまう習性があります。
「おおきみ」の特徴は大きいことと病気に強いこと。
摘果作業が不要なこと。イイことずくめ?
甘かないよ!(笑)
定植時
現在