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 昭和から平成初期に活躍されたシンガーソングライターの小椋佳さんをご存じですか。

 もちろん現在も活躍中ですが、この人の作った曲で他の歌手に提供されたものには大ヒットしたものもあります。

 いちばん有名な曲は、布施明さんに提供された「シクラメンのかほり」。

ただし歌詞は北原白秋の詩集からチョイスされた言葉であると本人が言ってました。例えば「清しい」とか「暮れなぞむ」とか「薄紅色」とか。ついでに言うとシクラメンには香りはないとか、薄紫のシクラメンはないとか。

 この他にも美空ひばりさんの「愛燦燦」であったり、

 今では口うるさいコメンテーターの梅沢冨美男さんの「夢芝居」があります。

 でもこの人の歌詞で「時」の中にある♪街角で 偶然に 出会った♪」で

「偶然」に「に」を付けることで偶然が名詞になったりする表現や、「白い一日」で♪ある日 踏切の向こうで 汽車を待つ君がいる 遮断機が下りて 振り返る君は もう大人の顔をしている♪なんて表現は素晴らしいと思います。

 都市銀行の行員からシンガーソングライターに転身した小椋佳さん。まだまだ素晴らしい曲を造ってほしいと思います。