11日に降った雪がまだ残っている朝。13日の朝いつものように散歩に出かけました。
散歩道の池に氷が張っています。
ここは南国九州熊本。寒いですねえ。ま、九州でも熊本は盆地的な位置にありますから、結構寒さは厳しいです。
散歩の途中に朽ちかけた松の木があります。塀も地震で崩れたまま。
昔祖母に聞いた話によると、ここは肥後細川家の支藩の殿様の屋敷があったところだそうです。で、明治・大正・昭和20年までは、華族だったのである程度は屋敷を維持できたのですが、大戦後は没落していき、いまでは、何も残っていません。
屋敷から殿様専用の橋「お狩場橋」があります。
そういえば、私が小学校時代(昭和30年代)には、時代劇に出てくるような大きな裏門があり、庭も立派な日本庭園があったようです。
少しずつ土地を切り売りしていったらしく、アパート等がその庭の跡地にあります。
残ったのは松の木のみ。滝廉太郎の「荒城の月」ならず「荒城の屋敷」と言った感じです。昔の姿、今いずこ。