三年前、私の住んでる所は
津波をギリギリ免れた地域だったのですが、
(と言っても津波地域は目と鼻の先)
当然のことながら停電。
家の中もぐちゃぐちゃで当日の夜は家族一緒に
車の中でラジオを聞きながら不安な夜を過ごしました。
全部夢だったらいいのにと、
ここまで願った日はありませんでした。

次の日の朝に近くの小学校へ行くと、
壁に河北新報(地方紙)が貼られていて、
津波の凄まじさと地震の強さと規模を目の当たりにして、
思わず泣けてきました。

ご飯の事ですが、
幸い家はプロパンガスだったので
煮炊きができる環境だったのですが、
家族がほぼご飯のみ食べている時に
私だけお肉等の所謂おかずのみを食べるのは、
病気と言えど心苦しかったのを覚えています。
あと油をガブ飲みしたい衝動にも駆られました。(未遂)
地元のスーパーでお肉を大量入荷したという情報を聞きつけた時には、
真っ先に買いに行きましたね!あたりまえですよ!!

私の場合は自分の家で食べられる物を食べていたのですが、
これがもし連日おにぎり等の救援物資が配られる
避難所生活になってしまっていたらと思うとゾッっとします。

炭水化物があまり食べられないシトルリンの病気を持った方々は、
油とたんぱく質が豊富なツナ缶を筆頭に色々備蓄しておくと安心です。
細かく言うと干し肉やナッツ類等、カップラーメンの代わりに
春雨スープ、うずら、魚、やきとりの缶詰etcetc…
賞味期限が近くなったら喜んで食べればいいのです。

あっと言う間に3年が過ぎ去りましたが、
祖父母の家が流されて(祖父母は無事です)
問題は山積みで、
震災は過去の事ではなく今なお続く現実です。
ですが、日々こうして自分が食べれる物を
しっかりお腹いっぱい食べれてる事に感謝しております。
人生何が起こるかわかりませんから、
食べれる時に食べておかねば。
人間お腹がすくとダメですからね。