カエル松山劇場で紅劇団&劇団美川の合同公演を観ました。久しぶりの松山劇場、劇場は以前とほとんど変わってなかったのですが、少し変わったと思ったところは座席の列の一部に黄色いテープが貼られて、その座席は座れないようになっていたところでした。新型コロナ感染対策です。新型コロナウイルスは5類に分類されましたが、今でも松山劇場は観客席を一部空けたり、また、休憩時間には外気を劇場内にいれ、換気をよくするなど新型コロナウイルス対策はしっかりとされているようでした。

 

 この日のお芝居は紅ちあきさん主演のお芝居「雪化粧」でした。久しぶりに観る紅さんとこのお芝居で久しぶりすぎて、劇団の役者さん方を思い出しながらの観劇でしたショボーン。大衆演劇は男性の役者さんが多く、男性中心の世界だと思いますが、お芝居が上手な女優さんがいるとその劇団さんのお芝居の見ごたえ度がアップします。紅ちあきさん主演のこのお芝居もとてもよかったですニコニコ。お芝居は劇団の座長をしている亭主に逃げられた女優・花扇(紅ちあきさん)が劇団の経営に途方にくれながらも偶然に出会った歌舞伎界の大物の市川団十郎(美川麗二さん)や周囲の人々に支えられ、劇団を再興させる話でした。ラスト、花扇が芝居小屋の初日を迎える前に、落ちぶれた亭主と亭主の母に再開するシーンは心に残ります。このお芝居は座長大会のような大きな舞台でまた観てみたいようないいお芝居でした。

 ショーでは紅あきらさんが歌で出られていました。ラストは「ロック白波」でした。大入りです。爆  笑

 この日は最後にミニじゃんけん大会があって舞台の役者さんとのじゃんけんで勝ち残ったお客さんがプレゼントが進呈されるなど公演以外のお楽しみがあり、客席はわいてましたニコニコ。こんな感じで役者さんと観客が近くに感じるところも大衆演劇のいいところですね。

 

カエル