夏の読書タイム
「春にして君を離れ」
アガサ・クリスティ
「子どもは紫の露草」
広木克行
2冊とも、私の子育てバイブルの📗
子育てだけでなく人間関係のバイブルです。
だから、今でも読みます。
春にして…📗は、
主人公の女性が思いもかけず時間が出来て、人生をふりかえり、色々な大切なコトに気づきそうになるが…やはり、心に蓋をし、気づかないコトを選んだ。
あとがきに、
幸福のもろさ、自己満足のおぞましさ、占有欲の罪深さ、
愛するがゆえにこそ赦されぬ行為とはどんなものか?
と、書いてあります。
子どもやパートナーの人生に、私はパラサイト、乗っ取りをしていないかな?
愛するがゆえにこそ赦されぬ行為って、
あなたの為に…と
他人の人生を誘導したり、私がよい方へ変えてあげますよ…と主役を横取りしていないかな?
と、私自身の人生をふりかえってみますと、
お、おそろしい💦
子育てしながら、戒めながら、読んでおりました。
おそろし~って感じた部分は、
子どもたちに謝りました😅
紫の露草…📗は、
私が昔、著者の広木先生に、長女の爪噛みの相談をさせて頂きました。
この本の
紫の露草とは
放射能にふれると変色する露草で
原子力発電所地域の方々が、自衛のために植えているそうです。
人間には感じとれない、(見えない)危険を教えてくれる、自衛のための知恵だそうです。
広木先生は、
子どもも紫の露草のようで、社会や学校や家庭の中の不安や危険を、様々な症状や行動で示し、大人に教えてくれているようだ…と。
広木先生、子育てで悩んでいる親を責めるようなことはおっしゃいませんでした。
しかし、悩んでいる親より、子どものほうが、もっと辛いんだよって。
悩んでいる私、辛かったけど、
爪噛みをする、やめられない長女の方がもっと辛かったんやなー💧
子どもが問題行動したり、親の期待通りに育たないと、親は悩んだり、落胆したりしますが、
子どもの方が辛いことを忘れんように、自己憐憫、自分の責任を他に押しつけんように、
コレも戒め📗でした😱
ですが、広木先生の本、
読むと安心するし、あたたかい気持ちになります。
子どもたちが子どもを授かった時に、プレゼントしようと思っています🤗