東北ボランティア 報告
10月の3連休を利用し、一人でJTBのボランティアツアーに参加しました
ボランティアの活動内容は当日朝、ボランティアセンターで決まります
1日目は約700人、2日目は約600人のボランティアの方が参加とのことでした
老若男女年齢層は幅広く、一人で参加の方も多く、初めての方、リピーターの方、遠くは北陸、関西からも来られて、様々な方が集まっていました
今回の活動場所は、広田半島の小友町(おともちょう)
この地区は二方向から来た津波がぶつかり、被害にあった地区
田んぼでの、ガレキ除去、くさむしり等の片付けが今回の活動でした
本当に戻るの?
受け入れがたいそんな光景が目の前に広がっていました
船、車…
どろどろの黒いみずたまりの中に、出るわでるわ、大小さまざまな、ありとあらゆるゴミ
真っ暗の泥にまみれた田んぼ
深みにはまり足が抜けなかったり、慣れない中腰と泥まみれで重いゴミ、草運搬等で、正直、体力使いました
日中は汗だくになりました(真夏の作業はほんと大変だったと思う)
田んぼ一つとっても、元に戻るということがあまりにも長い道のり・・・・
自分が手伝った片付けが、どこまで田んぼに戻るステップを進んだかわからない
個人の力だけでは限界があることを痛感しました
テレビとかで見た町が壊滅した状況、ほんとに何もかも無くなってた
残った数箇所の建物も無残な状況で、言葉にならない状況目の当たりにし、ただ記録することしかできなかった
小友町の中学校の時間も止まったまま…
何もない状況においても、震災から半年経ってもまだなお、やること、課題、問題集積しているとを実感した陸前高田訪問でした
また、暗いばかりじゃなく、ボランティアセンターは活気あふれ、皆さん前向きに復興に一生懸命な姿はとてもハツラツとして、こちらも元気になります
お金のために働くことも生きていくうえで必要で、人間関係に置いても損得考えたりするけど、見返りを求めず、同じ目的を持った人と共同作業で無心に何かに取り組むことも、たまには自分の中で原点に戻り、リセットになる、そんないい時間になった
そして、また何かの機会に気負わずボランティアに行ける自信にもなった
自己満足的なところもあるボランティア、行くことだけが全てではないとも思っているので、現地に行けなくても個人のできることをする、意識することが大事
今の私の使命の一つには、こうして現況を少しでも伝えること
つたない文章で伝わることは少ないかもしれないけど、忘れてはいけない、その思いを改めてお伝えできればと思います