気学の井沢先生がグルコンで紹介していた本なんですが

 

「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」

https://amzn.asia/d/3HZg8cN

 

 

 

 

読んでみてとても良い本でした

東洋哲学の仏教と道教をざっくりと、でも分かり易く解説してくれます

 

また、人生の挫折を経験した筆者が東洋哲学に触れて「ダメでもいいんだ!」と

救われてゆく過程が描かれていてこれも面白かったです、特に親鸞さんについて書かれている所が最高でした

 

「欲もおおく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおおく」

→(親鸞は)欲すごいし、めっちゃ怒るし、めっちゃ嫉妬する

 

私はこの部分が凄く好きで

「ああ~、親鸞さんもめっちゃ怒る人だったんだぁ!」なんだか救われました…

 

自分の感情を「腹が立つのは仕方ないよね」と

受け止める事が出来たというか、凄く楽になりました

 

易経の竹村亞希子先生も著書の中で

「知恵を持った大人も、心に小人を持っている」と仰っていたのを思い出します

 

仏教的には、宇宙全てが「空」で一つに繋がっているから

ある意味そこにる女の人も、子供も、おっちゃんも、爺さんばあさんも全て自分なんですよね

 

他人は姿を変えた自分と言うか、心は別だと思うけど源は一緒と言うか

なんだかその時点で半分位どんな人でも「それでいいんだ」と思えるようになって

 

それでもお腹が空くから御飯食べるし、嬉しいし腹が立つし

心が落ち着いてたら全部なんだか有難いですよね

まあ、こういう心境も一週間位で忘れちゃうんですが(笑)

 

 

 

実はこの本、以前に本屋さんで見かけててちょっと気になってたんですが

タイトルを見て「まあ、哲学的にそうだよね…」とスルーしてたんですよ

 

その数日後に井沢先生を通して再び目の前にこの本が現れたんです

「ああ…、これは読んだ方がいい本なんだな」

と直ぐに電子書籍で購入したんですよ

 

ここが反省すべきポイントなんですが

この本を見かけた所は、その日の吉方位にある本屋さんだったんですよ

 

吉方位の本屋さんで気になった本を手に取らなかった自分

 

も~、何を勉強して来たんだかな~…という感じです

それでも再びその本が目の前に現れる

 

宇宙ってやさしいですねーニコニコ