『苦役列車』(2012年、山下敦弘監督)
本作は、原作者である西村賢太氏(芥川賞作家)のほぼ自伝らしい。
父親が性犯罪を犯したことで家族がバラバラになり、中学卒業後、日雇い労働で食いつないでいる貫多(森山未来)は19歳。
もらった給料を風俗に使ってしまうため家賃を払えず、アパートを転々とする生活である(森山未来の演技が秀逸)。
しかし、日雇いの職場で、専門学校生・正二(高良健吾)に出会ったことで、貫多の生活が少しずつ変わりだす。
ちなみに、ダメダメな貫多なのだが、一つだけ強みがある。
それは「本が好きなこと」。
自分の強みで人生を切り開こうとするラストシーンは良かった。
