さて、昨晩は23時半ごろに帰寮したのですが、部屋に帰ってきた時に偶然隣の部屋のクラスメートと遭遇し、「明日、ビーチに日の出を見にいかないか」と誘われました。
最近、勉強に集中して人付き合いが希薄になっていることを反省していたので、ここは行くしかありません。
というわけで、朝の4時半に起きて、自転車で出発しました。同じ研究グループに所属している5人と一緒に行きました。
キャンパス外のサイクリングも回数を重ねるごとに慣れてきて、道路を渡る強引さが板についてきました。
前回、別の友達と日の出を見に行った時は、あいにくの曇天でしたが、今日は一味違いました。
ビーチに到着すると、すでに幻想的な紫色の空が。
そして、少しずつ紫からオレンジ色に移ろいでいき、ついに太陽を望むことができました!!
絶景でした。
それから、一旦寮に帰り二度寝をした後、特別なランチに行ってきました。今日は、タミルナドゥ州の隣にある、ケララ州のOnamという祭日でした。
クラスメートによると、当時ケララの地域では王様が強い権力を持っていたのですが、それに嫉妬していた神様が王を地下に閉じ込めたとか。しかし、王様は国に非常に強い思い入れを持っていたため、地上に再び現れたという伝承があるそうです。その聖なる日を祝い、州の豊穣や繁栄を願うようです。
IITマドラス校には、ケララ州の学生も多くいるため、キャンパス内のレストランでは専用のお祝いメニューが振る舞われました。
Onam Sadhyaという伝統的な料理で、Sadhyaは宴会を意味します。1枚のバナナの葉っぱの上に、20種類以上の料理が盛り付けられたとっても華やかなご馳走です。
「インド版おせち料理」といえば、伝わるでしょうか。
バナナやマンゴー、パイナップルなどケララ州の果物もたくさん使われていて、まさに州の恵みを詰め込んだワンプレートです。
写真は、まだ盛り付け途中のものなのですが、ここからさらに何品か追加されて、見て楽しい食べて美味しいランチになりました。
夜からは、とあるプログラムの面接に行ってきました。
また正式に決まったら書こうと思いますが、視察プログラムと称して、お隣の州まで無料で連れていってくれるプログラムを見つけたので、応募していました。
インドの学生にも人気のプログラムで倍率は10倍くらいあるのですが、書類審査を通過していたようです。良い結果に期待です。
直近の1週間は、ちょっとタスクに追われて心身ともに大変でしたが、また少しずつペースを取り戻しています。
今朝の日の出ではないですが、これが上昇の兆しであることを願って。
それでは。