昨日ストリートフードを食べ、少しビビっていましたが、特にお腹も壊すことなく無事月曜日の朝を迎えました。

朝の6時半から日本とのオンラインミーティングがあったので、いつもより早起きして、終わったらすぐに1限の授業に向かいました。

 

最近授業を受けていて感じていることは、インド英語がかなり聞き取れるようになったことでしょうか。

特に、毎日授業を受けている先生の英語にはずいぶんと慣れ、ほぼ取りこぼしなく付いていけている気がします。

 

一方で、夕方からのInfrastructure Planningの授業は、今日から1ヶ月間メルボルン大学の客員教授の方が講義をされるのですが、オーストラリア英語がかなり聞き取りづらいです。インド人の先生の英語が90%理解できているとしたら、オーストラリアの先生の英語は60%くらいかもしれません。インド英語は、抑揚がないという風に言われますが、その分全ての単語が明瞭に発音されます。一方で、オーストラリアの先生は文章の一部をボソボソと話すので、「ん?今なんて言った?」となります。訛りというよりむしろ、その人の話し方のスタイルにも関係するのかもしれませんが。

 

18時から、computer scienceの学部が主催する、ブロックチェーンのセミナーに参加してきました。ブロックチェーンは、僕が関心を持って個人的に勉強している領域で、日本の大学でもいくつか授業を取っていました。IITマドラス校には、ブロックチェーンクラブという学生のサークルがあり(今年度のベストサークル賞に選ばれたとか)、例えば学内の生徒会選挙などもブロックチェーンを活用して行われています。

また、IITマドラス自体も、世界的な研究開発グループの一端を担っていて(アカデミアからはイギリスの2校とIITのみ)、かなり力を入れて取り組んでいるみたいです。

 

 

今回のセミナーは、ブロックチェーン初心者も対象にしていたので、基本的なコンセプトから解説がありました。

どんなブロックチェーンの講座も初めに、「なぜブロックチェーンが必要か、生まれたのか」というトピックから導入されると思いますが、今回のセミナーではこの点が一番印象深かったです。

 

インドは、イギリスの植民地時代からイギリス政府に経済的に搾取され、ガンジーも分散型経済の必要性を訴えていた。

このような社会的背景があるからこそ、ブロックチェーンや分散型社会の概念は歴史的に意味を持つのだ、という主張です。この視点はかなり新鮮で面白かったです。技術的な解説はあまり深掘りされなかったので、少し物足りなかったですが。

 

セミナーの休憩時間には、簡単なビッフェが振る舞われました。このようなイベントでは、ほぼ必ず軽食が出てくるので、結構お金かかってるんだなと思います...サンドウィッチとナゲットがあり、おかわりもしました。

 

 

 

それと、コンピューターサイエンスは、IITの看板学部でもあるためか、建物が綺麗すぎる。全教室エアコン完備だし、机も椅子も綺麗だし、羨ましいな...

 

 

それでは。