前回は言葉や文字によるコミュニケーションについて触れた
前の団体にいた時のことになるが、よくお前たちはコミュニケーション不足、言葉が足りない
ということを代表者から言われ、その言動に凄く違和感を感じた
言葉じゃなければ伝わらないことも多いが、文章だからこそ伝えられる
こともあり、そこに優劣はない
そしてコミュニケーションというものは何も言葉に限ったことではない
表情、仕草、語気、その他その言動とは直接関係のない日頃の相手に接する態度、行動
からも感情や気持ちを感じ取れる むしろそこからしか感じ取れない部分もある
同じような意味の言葉でも受け取る印象は異なる
俺があまり言われたくない言葉を例に取ると
「タバコやめなよ」「タバコは身体によくないよ」と
言われたとして、まぁ相手は基本的に俺の身体を
心配して、苦言をていしている ということはわかる
だが、それに言葉を更に続けられると言葉によっては
却って、くどく感じたり、悪意にさえ感じることもある
それを(やめれないのはわかるけど)「タバコやめなよ」(あなたの身体のことが
心配だから言ってるんだよ)
この()部分を言葉で言わなくても表情、仕草、語気から人は感じ取り
補完して相手の意図を汲み取ろうとする
だがこの()部分が同じ意味の言葉を発していても希薄な人がいる
またこの()部分を極端に読み取るのが苦手な人がいる
これがコミュニケーションでトラブルが起こる大きな要因の一つである
と俺は思っている
これを俺は言葉の説得力と呼んでいて、これを磨くことが
伝えることそして汲み取ることに繋がると思っている