稽古「スピーチ」
今週の劇団アクトライ(6月16日)では、『スピーチ』という練習をやってみました。
その名の通り、スピーチをします。
まず始めに、自分の好きで好きでたまらないものを10個あげる・・・という予定でしたが、ちょっと多くてすぐには出てこなかったので、5個で^^;
そして、順番を決めて、自分の番がまわってきたら、5個のうち一つを誰かに選んでもらって、それについて3分スピーチをします。
このとき重要なのは、どんなスピーチをするかあらかじめ考える暇を与えないこと。
お題を選んだら即スタート
そして何より、自分の好きなものを相手に伝えるうえで、話し手は好きなものについて話しているのだからもちろん、聞いている相手も楽しくなってくるように話すことが大切です。
また、直立不動もだめです。
身体の表現を入れつつ・・・かといって無駄な動きをするわけではない。
これがちょっとだけ難しいところ。
みんななれないスピーチで、最初はうまくいかなかったのですが
すこーしずつ上手くなって・・・きたかな?
ここで、わたくし戸松が意識したポイントをちょっとだけ。。。
お題を決めるときに、好きなものを10個(今回は5個)挙げろ、なんていわれてもすぐに出てこない人もおおいはず(俺とか)。
また、頑張って考えていると、どうしてもスピーチすることを意識してしまうのです。
「お寿司が好きだけど、スピーチできるほどには・・・」
といった感じで、選んでしまうのです。
しかし、この練習で重要なのは、準備時間なし、いわばアドリブのような感じで
「いかに話を続けられるか」
だと思うのです。
自分が本番に話せるかを考えてお題を決めてしまうと、ぶっつけ本番で表現をするこの練習の効果が薄れてしまうでしょうし。
なので、ここでのポイントは
『とにかく好きなものを、何も考えずに(スピーチを意識せず)挙げてみる』
これだけを意識して、本番で自分を試すつもりで。とっさにどのくらい話せるのかと。
こう考えたわたくし戸松は、こんなお題を書きました。
・ねこ
・とり
・寿司
・ペンギン
・映画
ここで、鋭い人は気付いたでしょう。
ペンギン=とり
これはたぶん反則です(笑)
書いてから気付いてしまったので、今回は許してもらいましたが
映画を選ばれたときは、案の定途中で一瞬止まってしまいました(-。-;)
しかし、こういう練習を何回かすると、アドリブや言葉の表現力にも強くなるかもしれませんね
そのほかにも発声などなどやりましたが、それは長くなるのでまた次回。。。