18:05頃に始まり、アジカンのライブが約一時間、
20分程の転換作業を経て、ミスチルのライブが始まりました。
私は整理番号A-0038で、最前列田原さん前に行くことができました。
ステージまで50cm程の距離。興奮しっぱなしでした。
ミスチルのステージ上にはギターアンプやベースアンプはなく、
JENやサニーの手元までしっかり見えるようになっていました。
本人たちはイヤモニだけで音を聴いてやっていました。
田原さんの足元には大きなエフェクターと、ワウが2種類あったような気がします。
サニーさんはキーボードが4台ほどありました。
そしていよいよ開始。
照明が落ち、メンバーが登場、大歓声の中でギターを背負い、『未完』のイントロが流れてきます。
すぐさま手拍子が起こり、会場は一体感と熱気に包まれました。
JENのおたけびと同時に曲が終わり、桜井さんは「アジアン、カンフー、ジェネーレーション!本当にありがとう!」と一言。
そして桜井さんがギターをかき鳴らし、照明が真っ赤に。
「消して~~!リライトして~~!意味もない想像も~~!君を為す原動力全身全霊を~~!くれよ~~、くれよ~~~~!!!」
とリライトをソロでワンコーラス。絞り出すような叫びに近い声で熱く歌い上げる。客席からは大歓声。
そしてそのまま『ロックンロールは生きている』へ。
ツアーreflectionと同じバージョンだが、やはり会場の盛り上がりは半端じゃない。
続いて『REM』のイントロが流れると、客席からは、お~、という反応。
こちらもロック感バリバリの激しいパフォーマンス。
「ダンディドン」の部分は全て他のメンバーのコーラスと共に、観客に歌わせていた。
「改めましてMr.Childrenです!」と挨拶をし、MC。
「アジアンカンフージェネレーションには、あ、長いからこれから、アジカン、にします!(笑)」と、アジカンにはアルバムの曲作りの際に助けられたと切り出す。
最近のアーティストは歌が上手い人ばかりで、機械でいじったりもできる。
そんな中でミスチルはキーが高い曲ばかりで、ある人に、キーを下げて歌えば楽に歌えるのに、と言われたそう。
アルバムを作っている間、これからどう歌っていこうか考えていたとき、車の中でアジカンを聴いたのだそうだ。
そこで、「叫んでんじゃ~ん!」と思い、がむしゃらに叫ぶアジカンの曲を聴いて勇気をもらえたのだという。
そして、ずっとキーが高い『未完』のような、熱い気持ちを叫ぶような曲が作れたのだそう。
アジカンありがとう、と話し、次の曲へ。
(キーの話をしているタイミングで、前方のお客さんが倒れ、観客から「倒れましたー」「大丈夫かー」などと声があがり、MCを一時中断。
桜井さんが一度アコギを降ろす素振りを見せ、観客からは桜井さんが助けに行くのではと見え、えー!と声が上がったが、すぐに担ぎ直し、
「俺はさすがにいけないよ。俺がいったらもっと大変なことになっちゃうからね」と冷静に対応。
桜井さんは「他に体調悪くなったらすぐに言ってね」と一言かけ、運び出すスタッフもしくは倒れるほど楽しんでくれたお客さんに向けて「ありがとね」と優しくつぶやき、
「それでどこまで話したっけ?」と切り替えてMCを再開した。)
アコギをかき鳴らしながら歌い上げたのは、『fantasy』。
そして続いて『FIGHT CLUB』と、reflectionからの名曲を披露する。
すでにファンにとって馴染みの曲となっており、観客のノリは完成されていた。
ここで最近お馴染みのコーナー。JENのドラムでリズムが刻まれる。
「うぉ~!げんきか~!準備はいいか~い、準備はいいか~い!いくぞ~!1、2、1.2、1.2.3.4!」
とお客さんとの掛け合いと共に続いて披露されたのは『youthful days』。
桜井さんはひとつひとつの手振りを歌詞にリンクさせながら、いつものステップを踏み鳴らし、ステージの端から端まで動き回る。
乾杯!の客とのコミュニケーションは完璧だった。
(タイミングは曖昧ですが、暗転中に桜井さんがスタッフに、会場の空調を下げるよう指示を出してくださっているのが見えました。)
曲が終わり、暗転。観客からはメンバーの名を呼ぶ声が響き渡る。
男性からの「桜井さ~ん!」の大声に思わず反応した桜井さんは、「おいおい、今日は男祭りか~?そんなに叫んでたら、罰ゲームでお前らに歌わせるぞ?でも女性から白い目で見られるぞ?」と笑いながら話す。
「お前らなんでこのタイミングなんだ。次はラブソングなんだよ(笑)」と会場を笑わせながら、「次は少し雰囲気を変えつつ、静かな曲をお届けします」と紹介されたのは、『忘れ得ぬ人』。
原曲通りのイントロのピアノで、桜井さんはピンク色の照明に照らされながら、中央のマイクスタンドを握りしめてしっとりと歌いあげる。
続いて流れてきたのは『Sign』のイントロのピアノ。観客からはまたもや、お~!と歓声があがる。
桜井さんはマイクを取って、ステージ上から観客のひとりひとりに歌を届けるように歌っていた。
そして最近披露されていなかった『掌』を、以前ナオトインティライミと披露したライブバージョンでお届け。
「それぞれが~」のサニーのコーラスと桜井さんとのかけあいが素晴らしい。
大歓声の中でそのまま桜井さんがギターを弾き始めたのは、『終わりなき旅』。
最近では珍しくなっていた、完全原曲バージョンで、最初から最後まで桜井さんがしっかりと歌いあげていた。
そして間髪入れずに『足音~Be Strong』のイントロが流れ始める。
桜井さんの一言はなく、終わりなき旅からの流れが非常に大事にされていた印象を受けた。
長年愛されてきたような貫禄さえ持つ、足音への観客の反応は安定感抜群だった。
後半喉が苦しそうな場面もあったが、メンバーの力強い演奏に後押しされて、最後の桜井さんソロの部分では迫力のある声に戻っていたように思えた。
「最後の曲になりますが、」と桜井さんが話すと観客からは、えー、と残念がる声。
桜井さんは、わかってるわかってるといったように微笑みながら何度も頷く。
「今日まで、いろんな素晴らしいアーティストとツアーをしてきましたが、今日で終わりということで、本当に楽しかったです。素晴らしいライブをしてくれたアジカンのライブも見てたんだけど、僕たちの曲も少し歌ってくれたみたいで、でもそれは聞けなかったんだけど、」というと観客から、もったいなーい!との声。
「だって準備があるんだから!」と笑いながら、「こうしてライブをしてきて、いま聴かせたい、というか僕たちが歌いたい曲を最後にお届けしたいと思います。
人と人との間の壁をとっぱらって、つながっていけることの大切さや、つながっていたいというそんな思いを歌った曲です」と話し、最後に奏でられたのは『隔たり』。
このライブで最後にこの曲を持ってくる。それに様々な感じ方はあるだろうが、MCの中で述べられた、人と人との繋がりをテーマとしたこの対バンツアーを象徴する大事な意味合いを持った曲のようにも感じられた。
メンバーがお辞儀をし、本編が終了。アンコールの拍手の中、メンバーがアジカンのツアーTシャツなどに着替えて再登場。
「最後行くぞー!一緒に歌ってくれ!」と叫び、アコーディオンを抱えたサニーさんと共に『名もなき詩』が披露される。
最初から最後まで桜井さんはしっかり歌い続けたが、観客からも歌声が響き、ライブハウスが一体感につつまれた。
「最後に、この前のスタジアムツアーのラストの大阪公演のときにできた曲を歌いたいと思います。でも絶対に売れない曲です(笑)おっとりした曲で、タイトルは『忙しい僕ら』。
忙しいのに、おっとりしてるの(笑)スタジアムツアーがあって僕たちも忙しい日々を過ごしてたんだけど、それだけじゃなくて、いつも泣いたり笑ったり、いろんな感情で忙しい、そんな僕ら、いや君たち、あなたたちの、曲です。みんな忙しいでしょう?」と微笑みながら、新曲が披露された。
長めのピアノのイントロから、ピンボーカルの桜井さんの歌へと入る。「泣いて、泣き止んで、また泣いて、笑って、忙しい僕らの~」というしっとりした歌い始めから、サビではストリングスが重なり壮大になっていく。
アウトロも長めのピアノに、田原さんのか細いコードが重なり、柔らかな雰囲気の中でライブを締めくくった。
メンバーがステージ前方に集まり、サニーさんは二歩後ろほどに控えめに待機。メンバー紹介をし、「Mr.Childrenでした、どうもありがとう!そしてアジアンカンフージェネレーション、ありがとう!」と二階横から観ていたアジカンのメンバーに声をかけ、アジカンのメンバーは手を大きく振って応える。
日本のロックバンド同士がまるで近所の友達同士のように、無邪気に笑い合っていた。その場所にいれたことが、なんて贅沢で貴重な経験だったんだろう、といまでも夢の中にいるような、ふわふわした感覚に包まれています。
自分ひとりの記憶だけで、主観も混じりながらのレポートとなってしまいましたが、少しでも、会場に足を運べなかった皆様に雰囲気をおすそ分けできたら、と思います。
MCのセリフなどは多少表現が違うと思いますが、昨晩の記憶なので悪しからず…!
今後もこのようなライブがあれば、できるだけ多くの、いろんな方がライブに参加できることを願っています!
長文失礼しました(>_<)
