「缶詰」をメインに夕飯を作るのは、かなりハードルが高い。
しかしながら、
「これだけじゃ何か物足りん……
何か…何か副菜に出来るものはないか?」
と、おかずの足しを探すときに、
缶詰というのはしばしば救世主となる。
などと、
大仰な前置きはさておき、
ちょっと前に作った、「帆立缶と大根のマヨネーズ和え」である↓。
食中毒が気になるこの季節でも、缶詰ならほぼ安心なのも助かる。
作り方はいたって簡単。
塩でしんなりさせた千切り大根と身をほぐした帆立を、
マヨネーズ、塩コショウ、レモン汁、粒マスタード、乾燥パセリで和えるだけ。
レモン汁を入れると、マヨネーズの量が少し足りなくても酸味がぼやけないので、これは外せない。
ちなみに、これを作る時に使っている、くすんだ緑色のボウルだが、
実は20年前から使っているボウルである。
取っ手付きの、ザルと1セットになっているボウルなのだが、
長崎のダイエーで当時100円かそこらで購入した、ホントに「とりあえず」で選んだもの。
まさか、こんなに長い付き合いになるとは…。
キズはかなり入っているが、プラスチック自体は全くボロボロになっていない。
昔のプラスチックは丈夫だったんだ、と最初感心したが、
裏を返せば、土に帰りにくい(環境に優しくない?)という事か…?
缶詰1個から、思わぬ環境問題のお勉強。
どこに「考えるテーマ」が転がっているか、分からないものである。