こんばんは!
「第325号.遺族年金総合事例4つ」
1.遺族基礎年金
・事例と仕組みから学ぶ公的年金講座(月額770円税込み毎週水曜日20時にメルマガ発行)
途中で登録されてもその月の発行分はすべてお読みいただけます。https://www.mag2.com/m/0001680886
ーーーーーーーー
もうね、100年安心ガ~とかいう話を聞くたびにウンザリですよ。
当の昔に、
年金って面倒くさいなあ…と思う所は、
だから、
例えば年金は積立にすれば人口減少に影響がないとか、
100年安心も本当にバカバカしい誤解で振り回してくれます。
まるで変な新興宗教に洗脳された人を、
他の社会保険はそこまでないのに、
まず年金は保険という所から認識してもらう必要があるのだろう。
100年安心と曲解された平成16年改正は、
ーーーー
3.平成16年改正から始まった5年ごとの100年後まで見据えた点検。
ーーーー
年金は5年に一度財政検証という点検を行います。
前回が2019年だったので、来年2024年が財政検証の年になります。
平成16年改正以降から5年ごとに最新の数値の高齢化率や少子化率、経済状況などを用いて今後100年間に財政が均衡するかどうかを検証しています。
収入である保険料+国庫負担+積立金が、支出である年金給付と均衡するかどうかですね。
5年ごとにそれを検証するわけですが、今の状況であれば今後100年の収支は均衡する見込みとなったとしても、将来はどうなるかわからないので5年ごとに年金財政をチェックしていこうとするのが財政検証です。
平成16年改正の時に「これから5年ごとに向こう100年間も想定しながら年金の財政チェックやっていきますよ。もし問題があったらその都度対処していきますよ」って話だったのが、「もう今後何も改正しなくても年金は100年安心だよー」みたいに曲解されてしまった。
人間で例えるなら、今の健康診断ではそれほど問題はないけどもずっとそれが続く保証はないですよね。
5年後はどうなってるかわからないので、健康診断をして体の健康チェックをします。
それと同じで、5年ごとに年金の健康診断をするのが財政検証であり、その時に今の状況において向こう100年間も見据えながら年金収入(保険料+国庫負担+積立金)と支出である年金給付が均衡するのかを検証していくのであります。
将来はこうなる!っていう予測ではなく、今の状況で考えると今後100年間はこんな感じっていう投影(将来への影響)ですね。
未来なんてどんな手を使ってもわからないのでですね。
例えば今から100年前なんて医療保険も社会保険の年金もなかった1923年(大正12年)当時に、2023年のこんな便利な時代になるとは誰もわかんなかったでしょうし。
・事例と仕組みから学ぶ公的年金講座(月額770円税込み毎週水曜日20時にメルマガ発行)
途中で登録されてもその月の発行分はすべてお読みいただけます。
https://www.mag2.com/m/0001680886
(12月以降の予定)
12月20日の第325号.遺族年金総合事例4つ
12月27日の第326号.老齢の年金総合事例4つ
1月3日の第327号.従来の年金制度の遺族年金受給とカラ期間、そして老後までの年金事例。
1月10日の第328号.今の新しい障害年金と昔の制度の障害年金受給者の年金記録の違いと事例比較(重要)。
1月17日の第329号. 老齢の年金の源泉徴収と還付申告時の税金計算と、社会保険料天引き時の半額ルール。
ーーーー
※有料メルマガバックナンバーリスト(バックナンバーは月単位で購入可能です)
バックナンバーはこちらから。
⇒ https://i.mag2.jp/r?aid=a5e0498c7d627b
https://www.mag2.com/archives/0001680886/2023/
●2022年バックナンバー
https://www.mag2.com/archives/0001680886/2022/
●2021年バックナンバー
https://www.mag2.com/archives/0001680886/2021/
●2020年バックナンバー
https://www.mag2.com/archives/0001680886/2020/
●2019年バックナンバー
https://www.mag2.com/archives/0001680886/2019/
●2018年バックナンバー
https://www.mag2.com/archives/0001680886/2018/
●2017年バックナンバー
https://www.mag2.com/archives/0001680886/2017/
・まぐまぐ大賞2022(語学資格部門1位)
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=language&aid=238
・まぐまぐ大賞2022(知識教養部門3位)
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=knowledge&aid=162