本日、新宿ピカデリーに『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』4Kリマスターを見に行ってきました。

 

 『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』の公開時にはエントランスに展示してあった設定画はガンダムに変わっていましたが、その時にさらばの設定画を写メしていたのでご紹介します。

 

 さらばの立役者ともいうべきアンドロメダ。画稿には「新造戦艦」としか書かれていません。「決定稿」にはなっていますが、まだ艦名は決まっていなかったんですね。

 

 

 歴代の艦長の中で一番好きな土方さん。やっぱりかっこ良かった!大帝の名前は「ズォーダー」ではなく「ガントランチス」となっています。

 

 

 雪の看護師姿がやたらに色っぽかったです。当時は全くそんな風には感じなかったんですが(笑)

ヤマトは松本零士色が薄い作品ですが、さらばは雪のまつ毛がとても長く描かれていて、ある意味松本零士の設定に一番近いように思いました。

 また松本零士の描いたテレサはスターシャに負けず劣らずで美しかったですね。

 

 

 テレザート星の戦車群は、都合よくヤマトに搭載されていた多弾頭砲で、余りにもあっけなくやられてしまいます。多弾頭砲が前作でも登場していた武器であったなら説得力もあったのでしょうが…。しかし、これ(戦車)が出て来た時は「これこれ!」と思いました。2202のメダルーサに車輪を付けた戦車は手抜きをしたようにしか感じられず、かなりガッカリしました。

 

 

 冒頭の宇宙から白色彗星が現れるシーンはもう何度も見たのに、やはりゾクゾクしました。この贅沢な尺の使い方はある意味ヤマトならではですね。2202の羽原監督も話していましたが、ヤマトはミュージカル映画でもあります。BGMであるはずの音楽が映像と同じ位置に立っており、他のアニメなら映像に合わせてカットされるはずの音楽が、ヤマトでは逆に音楽に合わせて映像が伸ばされたりしています。

 

 久しぶりに見直したさらばですが、終盤はこれまで以上にストーリー展開の粗っぽさが感じられてしまいました。リメイクヤマトでの設定の理屈付けに慣れてしまったからでしょうか?

 駆逐艦がワープして来ただけで瞬間物質移送器と見抜き「デスラーは生きていたのか!?」は、強引過ぎだし、動力源を破壊された都市帝国がヤマトの砲撃(第一砲塔も第二砲塔も序盤の攻撃で粉砕されていたはずなのに?)であっけなく崩壊してしまうところ等々。

 

 しかし、白色彗星のガスが取り払われ、異様な要塞都市が下から舐め上げるように姿を現した時は、やはり「これこれ!」と思いました。2202の単なるリメイクではなく誰もが見た事のないヤマトにしよう!という意気込みはわからなくもないですが、都市帝国はやはりこのままのデザインにして欲しかったです。

 

 こうして4Kリマスターを二本続けて見てみると、前作の主人公は沖田艦長でしたが、さらばは完全に古代が主人公になっているのが大きな違いだと思いました。古代は最初から最後までやたらめったらに出撃します(笑)

 後、真田さんの存在感が古代以上に大きいです。こちらも最初から最後まで、真田さん抜きではさらばは成り立ちません(笑)