10年ほど前に某携帯電話会社の10年後のイメージCMを見たことを思い出した。
よくよく考えてみれば、その通りになっている物がある。
それは電子書籍とテレビ電話である。
その動画ではアクリル板のような物を持って公園を散歩する初老の女性がいた。
その女性がベンチに座り、アクリル板にタッチすると、まるで本が浮かび上がって来たかのようだった。指でページをめくるような動作で、アクリル板の中にある本のページもめくられている。
そこでページの上の方にランプが点灯し、そこを触ると孫らしき子供が画面に映り、「おばあちゃんどこにいるの?」とリアルタイムで顔を見ながら会話していた。
当時はすごいことだと思っていたけど、今では書店で本を買う回数よりも電子書籍を買う方が多くなった。
何かを調べようと思った時は、まずはネットで調べるようになり、本はあまり買わなくなった。
テレビ電話もパソコンでもスマホでも機能は付いている。
そう考えると、ホントにこんな感じになるのかと思っていたが、現実になっている。
ただもうひとつその頃に20年後のイメージ動画も見ている。
スターウォーズに出てくるR2D2のような移動型コンピュータが朝になると起こしに来て、そこに触れると血液検査や体調のチェックをして、それに対応するようなレシピで作られたジュースが出来る。
腕についたテレビ電話が鳴って、関東の方にいる人なのかと感じたが、急遽札幌に行かなければ行けないとかで、自家用車に乗って空を飛んで行った。
あと10年後には空飛ぶ車に乗っていると言うことか・・・
まるでバック・トゥ・ザ・フューチャーのようだった。
便利になることには多いに賛成する。
でも忘れてはいけないこともあると思う。
それを指を咥えて他人事にしている人が多いと思う。
知らないことは誰も気がつかないし、学びもしなければ、興味も持たない。
それを伝えて行くのが、知識のある人なのだと思う。
昔、師匠から教えてもらった言葉に「無口な心は怠ることだ」というものがある。
無口・・・カタカナの「ム」の下に、漢字の口、その下に心という字を書いて「怠」という字になる。
私なりに解釈して、その言葉を実践したいと思っている。