今年の24時間TV、羽生結弦選手のアイスショーは、南相馬市の合唱団の皆さんとともに演技が披露されるそうですね。



この、南相馬市というと、「相馬野馬追」ー。
うん有名です。

震災の年も、地域の皆様の知恵と胆力を総動員され、中止されることなく開催されたのでしたね。
その過程は、モノノフが戦場へ向かう様とはこうなのか、と思わされました。

それはもちのろんとして。

花も大好きですが、ダンゴも大好きな自分は、とあるイベントの復興支援企画として物販され手にした「若松味噌醤油店」さんのお味噌を速攻で思い出すんです。



『若松味噌醤油店』


うん。
自分は若松味噌醤油店さんの回しもんじゃあないんですが、とてもみぢかにある福島県・南相馬市がこのお味噌、あまざけ。
とてもやさしい東北、福島、相馬の味。
あまざけはノンアルコールでお子さんにも無問題。
もしかすっと、羽生結弦の味もちょっと入っているかも?


そして、ご縁があり自分が訪れた震災の地も南相馬市。
そんな風に、皆さまにもそれぞれの生活、記憶にある「東北」がきっとあるはずで。
もし無かったのなら、うん、今できた。



HP~2011年12月のお知らせ →「若松味噌醤油店をよろしくお願いします!」


あの混沌から立ち上げられたHPの、最初の一声です。
そしてYahoo!JAPANさんの提案・制作サポートで 『復興デパートメント』 に掲載された動画がこちらです。






店長さん、体操の加藤凌平選手にちょっと似てます。(←ゴーイングマイウエイ)


そして今を伝える特集-『東日本大震災から4年 未来への現在地』「福島県相馬地域」の生産者インタビュー

創業150年の味噌屋、「コラボ」で築く次の100年

「みそつき 承ります」・・とは?

必見。



そしてそして。
この男前な店長さんの日記ブログが、こちら。


『福島県南相馬市 若松味噌醤油店のブログ「店長ニコニコ日記」』


おなじく2011年8月30日から、日常の記憶が一歩、一歩と綴られて行きます。
ちょうどまる4年が経ちました。



ふと思い立ち、2014年2月の日記を拝見してみました。

この年の冬はそう、大変な大雪で我が地元県も雪対策の甘い地域はもちろん、積雪地帯も含めて被害もなかなかのモンでした。
そんな雪害報道が、オリンピック報道に埋もれていることを憂いていらっしゃるなか、



⚪️ 第275歩目!!~こうじは凄い。


2014年02月14日 の日記です。

こうじが、美しい。
どこまでもなめらかで白いこうじは魅惑的ですらあります。

この『寒仕込み』を、薄くら闇のなか、深く優しい乳白色の色味を発光させ黙々と過ごすこうじの様が、アスリートが日々汗をにじませ鍛錬を積む様にも思えて来ました。
東北生まれの羽生選手にも、あの乳白色のように優しく、多様な環境を微細に感知しながら、寒さと向き合う迷いのない素直さ、しつこいまでの粘り強さをいやというほど感じます。
そんなときの羽生選手も美しい。

また、お米、こうじと真面目に向き合えば、凄いものがちゃんと返ってくるという経験に裏打ちされた職人の確信を持って、日々のお仕事に励まれるのですね。

私はこのこうじを見て思う。
東北が再生しないなんてあるものかと。
東北は、よりすっきりと、かつふくよかでまろやかな味となり、発酵されるときを待っている。
それには、黙々と真面目に向き合う人の手が必用不可欠。

しかし現地に手の届かない者はどうしたらいいんでひょね。
当事者の皆さんの深いストレス、これは私たちの思いの手は、届くはずのないもの。
できないことはできない。
わからないものはわからない。

現地の皆さんを信じること。
忘れないこと。
聞くこと。
知ること。

このくらいならできそうです。


て、動画でもまずはこんなことをおしえてくだすっていた、


私の夢は、若松味噌で相馬を有名にすることです!
そして本当の相馬を知ってください。

若松真哉



承知。

てことで、まずはほんのちょっとのご紹介でした。
味覚は、スケートの演技と同じで好みも色々。
これも平常運転、
いつもながらの皆さまの自己判断、自己責任力に委ねます。


若松真哉 様
貴方もいわばアスリートです。
絶賛応援しております。