ちょうど、決算期でもあるので、トレードについて・・・。


決算プレイっていうと、殆どの人は決算前に仕込んでアーニング・サプライズを狙いに行くことだと思っているのではないだろうか? 実際、僕も仕掛けを作ってフルスイングを仕掛けている(ex 東芝)。しかしながら・・・


①分析し仕掛けを作るのには時間がかかるため数多くは用意出来ない

②マーケットの変動(GU、GD)の影響をもろに受ける

③用意しても、事前に日経リークなどでチャンスを失うことも多い


このため決算プレイで「三振」を取りに行くのではなく、打たせて取るというのも現実的には必要となってくる。


マンガ「巨人の星」で星飛雄馬が大リーグボール一号を閃いた禅寺での修行で禅僧がこう言っている。「打たれまい、と思うから打たれるのです。打たれても良い、いや一歩進めて打ってくださいと思ってはどうか?と(うろ覚えw)」 小さい頃にTVで観てあまりに衝撃をうけた台詞である。


つまり、正面からアーニングギャップを取りに行くのではなく、アーニングギャップという事実を受けてからの投資家の思考変化から生じるイントラデイのオーダーフローに乗るのである。例えば、昨日(2/5)であれば、オリックス、日立、ソニーといったところ・・・。


但し、この静的トレードについても「コンセンサス位置」と「ポジションの傾き」に対する分析は必要であるがw。