トヨタはアメリカにおいては「ピークオイル」という言葉を明確に使っています。

ここで見ることが出来ます。5番目の段落を見て下さい。2カ月前の米国子会社のアメリカトヨタ自動車販売の副社長の発言で、しかも同社のウェブサイト上に掲載されているわけです。

http://pressroom.toyota.com/pr/tms/toyota/maintain-pace-broaden-scope.aspx

トヨタ自動車グループがどう認識しているか、もう間違いないですね。

トヨタ自動車とピークオイルの関係については、アメリカ軍部から情報提供されたことが発端になっている可能性があります。

#59で"Future Fuels"という公開資料をご紹介しました。


#59
http://ameblo.jp/mattmicky1/entry-10015308552.html#cbox

Future Fuels
http://www.onr.navy.mil/nrac/docs/2005_brief_future_fuels.pdf


"Future Fuels"の中に軍部にブリーフィングをした企業や団体について一覧を載せている箇所があります(4ページ目)。そこに"Toyota"と記載されていす。「資料を作成した者がトヨタから情報提供を受けた」ということです。

同資料の記載では、ハイブリッド車両について説明可能な企業・団体・機関はトヨタしか記されていません。トヨタが米軍部から「軍用車両をハイブリッド化したいのだが、技術情報を教えて欲しい」と依頼されたのであろうことが伺えます。

で、同資料中にはハバート曲線が掲載されています(28ページ目)。

ですから、米軍部がトヨタに接触したとき「実は、我々はこれからピークオイルが世界規模で起こると考えている。軍隊も省エネ化を図らなければならない。協力して欲しい」と言われたのであろう、と私は考えています。