#269 (3月8日)
http://ameblo.jp/mattmicky1/entry-10025910229.html

#265 (3月4日)
http://ameblo.jp/mattmicky1/entry-10025657296.html#cbox

上記の投稿で、私は「海で燃料作物を生産するようになる日が来る」可能性を示唆したつもりです。

こういうことを現実に考えている人がいるらしいことがだんだん分かってきました。

興味深い記事を挙げましょう。

フジサンケイ ビジネスアイ 3月23日(金) 1面
「海藻からバイオ燃料 東京海洋大 三菱総研など 日本海で2000万キロリットル生産へ」

(Quote) 養殖した海藻から石油代替燃料として注目されるバイオエタノールを大量に生産する壮大な構想が22日、明らかになった。東京海洋大、三菱総合研究所を中心に三菱重工業など民間企業が参画する研究グループがまとめたもので、日本海に1万平方キロメートルの養殖場を設け、ガソリンの年間消費量6000万キロリットルの3分の1に相当する2000万キロリットルのバイオエタノールを海藻から生産する計画だ。

...(中略)...

 構想は、日本海中央にある浅瀬の「大和堆」に、ノリやワカメを養殖するような大型の網を張り、繁殖力の強い「ホンダワラ」を養殖し、バイオリアクターなどの装置を搭載した船で分解し、生産したエタノールをタンカーで運ぶというもの。 ...(中略)...

 海藻の主成分はフコイダンとアルギン酸で、フコイダンを分解する酵素はすでに見つかっている。研究グループは、アルギン酸を分解する酵素を発見したり、遺伝子組み換え技術を応用すれば実用化が可能と見ており、プラントの開発や投資額なども含め総合的な研究に入る。 (Unquote)

この記事は、forever2xxxさんのこの投稿から見つけたものです。

http://blog.goo.ne.jp/forever2xxx/e/58a7c5a662610d6aaf828b9b805b803f

forever2xxxさんは環境破壊リスクを気にしておられるようです。

個人的な意見ですが、生態系破壊という意味でなら、それはあるだろうと私は思います。

また、大和堆は良い漁場ですから、水産業との間で場所の取り合いになるかもしれません。もっとも、そのころには水産業界も燃料不足で出漁できなくなっているかもしれませんが。

もちろん、あくまで「計画通り実現できれば」の話です。