商社が取引するにしても、価格変動リスクをヘッジする必要がありますね。ヘッジする主体が、商社自身なのかその販売先なのか、は別にして。
日本経済新聞 3月4日(日) 3面
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エタノール取引 将来の価格を固定
三井住友銀 変動時には差額授受
三井住友銀行はエタノールの取引で、将来の購入価格をあらかじめ固定する金融商品を開発した。エタノールはガソリンの代替燃料などとして利用され、価格が上昇している。三井住友銀は購入価格を固めておきたい食料品メーカーや石油元売りなどに販売する。
エタノールの価格変動リスクを軽減する金融商品を扱うのは邦銀では初めてという。 ...(中略)...
三井住友銀とエタノールを購入する企業は固定価格や購入する機関、数量を決める。実際の価格が固定価格を上回れば、三井住友銀が企業に差額を払う。逆に固定価格を下回っていても、企業は固定価格分を払わなければならない。企業は購入価格を事実上前倒しで確定できるため、需要があると見込んでいる。
...(後略)... (Unquote)