ブラジルと東南アジアが日本の商社の目をひきつけているようです。

化学工業日報 2月22日(木) 2面

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バイオ燃料に熱い視線 総合商社
南米・東南アジア 生産へ相次ぎFS

総合商社のバイオ燃料事業家に向けた取り組みが一段と熱を帯びてきた。原料植物の生産地となる南米や東南アジアで相次ぎ事業化調査(FS)に乗り出し具体化に向かっている。 ...(中略)...

世界最大のバイオエタノール輸出国であるブラジルでは昨年、三井物産が石油公社ペトロブラスと共同で、燃料用バイオエタノールの生産・輸出販売のFSを行うことで合意した。伊藤忠商事も、サンフランシスコ川流域開発公社(CODEVASF)と日伯農業開発株式会社(CAMPO)との間で、ブラジル国内でバイオ燃料の生産プロジェクトFSを共同で推進することを決めた。

一方、東南アジアでは、三井物産がパーム油を原料にしたディーゼル燃料事業にかかわる新規事業の探索を本格化しているほか、兼松が東洋エンジニアリングなどとともにタイでキャッサバを使った燃料エタノールの生産を検討している。

三菱商事も、事業グループ間に分散していたバイオ燃料を始めとした新燃料や環境関連ビジネスを、四月に発足させる「イノベーション事業グループ」内の「新エネルギー・環境事業本部」に集約する。

...(後略)... (Unquote)

前回と今回で、

・三井物産
・伊藤忠商事
・三菱商事
・兼松

の4社が出てきました。