「省エネ化の推進がエネルギー収支を改善する」というテーゼを掲げました。

これまでは自動車の液体燃料の話を中心にしてたために、農機や建機など自動車っぽい機械の話だけしましたので、あまりピンと来ないかもしれません。

私が思うにこの効果が大きく現れるのは、以下の産業で省エネ化が推進された場合です。

・鉱業
・製鉄業
・非鉄金属精錬業
・化学工業
・窯業
・運輸業

主に素材産業ですね。そうでない6番目だけは、すでに一部述べました。

これらの産業は非常に多くのエネルギーを消費します。

これらの産業のエネルギー消費は、エネルギーを生産する産業 - 石油・天然ガス・石炭・ウラン採掘(鉱業の一部)、石油精製業(化学工業の一部)、電力業(発電)などのエネルギー産業のエネルギー収支に響きます。