光合成は葉緑体で行われます。
葉緑体の性能を向上させたり、葉緑体の数を増やすことができれば、光合成量をネットで増加させる道へつながる可能性が出てきます。
日経産業新聞 9月8日 p9
[概要]
・立教大学の研究グループが、葉緑体が分裂して増加する仕組みを解明した
・分裂時にリング状の組織が出現し、葉緑体の中央を外側から絞り込んで切断する。これによって葉緑体が増加する
・このリング状組織の構造がある程度判明した
・葉緑体は24時間に1回分裂する。分裂の頻度を上げれば、光合成機能を向上させられる可能性がある
・研究グループでは、この成果が穀物増産技術開発につながる可能性があると考えている