我らが産総研もBTL燃料を研究していました。

(独)産業技術総合研究所ウェブサイト:
http://unit.aist.go.jp/btrc/ci/research/index.html

結局、植物の繊維質から液体燃料を得る方法は2つある、ということです。

(1) 繊維質をほぐしてセルロース・ヘミセルロース・リグニンに分解し、それを加水分解して糖分子を得、糖分子を発酵させてアルコール(エタノールにせよ、ブタノールにせよ)を得る。

(2) 繊維質を高温・高圧下でガス化し、水素と一酸化炭素を得る。水素と一酸化炭素を合成して、軽油やガソリンを製造する。

バイオエタノールは(1)の製法によるものです。ガソリンや軽油などのフィッシゃー・トロプシュ燃料は(2)の製法によるものです。

どちらがより有利なのかは、まだよくわかりません。