8月3日(木) 日経朝刊 p13
伊藤忠連合 地熱発電に参入 - インドネシア、680億円投資

[概要]
・伊藤忠商事、インドネシアの石油ガス会社(民間企業?)メドコ・エナジー・インターナショナル、米オルマット・テクノロジーズの3社
・3社はインドネシア国営電力会社PLNから優先交渉権を獲得
・スマトラ島北部で世界最大級の地熱発電所を建設
・発電所3基を建設し、総発電能力は330メガワット
・1号基は2007年着工、2009年完成予定
・総投資額6億ドル(680億円)
・インドネシアは産油国だが原油生産低迷。2004年に純輸入国に転落
・インドネシアは火山国。世界の地熱エネルギーの約4割(2万メガワット=20ギガワット)相当が集中


8月17日(木) 日経朝刊 p5
石炭効率利用へ 研修生数4倍に - 経産省、アジアから

[概要]
・経済産業省は2007年度のアジアからの「環境に配慮した石炭利用技術」に関する研修生を4倍の200人前後に増やす
・世界規模でエネルギー需給が逼迫する中、技術移転をきっかけに良好なエネルギー供給関係を各国と築く
・中国、インド、インドネシア、ベトナム、タイ、マレーシア、フィリピンなど
・研修期間は国内で2~3週間


8月23日(水) 日経朝刊 p9
石炭液化に8億ドル投資 - インドネシア 2011年日量2万バレル

[概要]
・インドネシア石油開発大手スギコMOKエナジー(民間企業?)
・スマトラ島南部に石炭液化工場を建設
・投資額8億ドル(930億円)
・2011年より日量2万バレルで生産開始
・将来的には日量70万バレルに増加
・ガソリン・ディーゼル油の代替
・低カロリーの一般炭1トンから5~6バレルの燃料を製造
・一般炭はインドネシアには豊富。豪州に次いで石炭輸出は世界2位
・原油生産は低迷。2004年に純輸入国に
・石油生産低迷のため、日本政府に石炭液化の技術支援を求めている

「一般炭」とは「褐炭」のことだと思います。無煙炭や瀝青炭より水分の多い、質の低いものだそうです。