"BIOPROCESS" を「省エネかつ安価に」実現するべく、エネルギー省では以下を目標・手段として研究開発を進めていこうとしています。

(1) "BIOPROCESS" に原料として投じるのに適した生化学的組成を持つ原料植物の品種を開発すること。

(2) 前処理および加水分解の性能が優れた酵素/微生物を開発すること。

(3) 既存の技術では3段階に分けて行われる「前処理→加水分解→発酵」の過程を、効率良く一度に実施してしまうことができる酵素/微生物を開発すること。

(4) 上記(1)~(3)を実現するべく「システム生物学」を動員し、原料植物や微生物、酵素などの機能を、遺伝子・蛋白質・酵素・細胞内器官・細胞レベルにおいて、およびそれらの相互作用について、解析すること。