AgricultureOnline 7月24日記事 "Ethanol: Putting the 'corn' back in Corn Belt"
http://www.agriculture.com/ag/story.jhtml?storyid=templatedata/ag/story/data/1153769952596.xmlcatref=ag1001
"Corn Belt" は、アメリカ中西部の「とうもろこし大生産地帯」のことです。世界最大級の穀倉地帯です。インディアナ、オハイオ、イリノイ、ミズーリ、アイオワなどの各州がこの地域に含まれます。
とうもろこしの作付け面積が増えてきているとこの記事は報じているわけですが、こういう現状・予想も報じています。
(1) 現在は、とうもろこし作付面積と大豆作付面積が拮抗している。
(2) このまま行くと4年後の2010年には、コーンベルト地帯のとうもろこし作付け面積が拡大する一方で大豆作付け面積は減少し、「とうもろこし:大豆 = 54:46」となるだろう。
(3) とうもろこし作付け面積がこれだけ増加しても、エタノール需要増加のため、とうもろこし価格は更に上がるだろう。
(4) とうもろこしからのバイオエタノール生産は過去4年間に倍になった。今後4年間で更に倍になるだろう。
(5) 重大な問い: 将来旱魃(かんばつ)が起こったら、どうなるか?
我々は主にアメリカから輸入されたとうもろこしを食べて育った牛や豚を食べています。
アメリカ中西部のために、雨乞いしますか。