6月24日の日経朝刊7ページで、欧米メジャー石油会社がバイオマス燃料の導入に積極的になっている様が報道されています。
この記事中に「イノゲン」というカナダの会社が出てきますが、この会社名は誤りだと思います。"IOGEN CORPORATION" という会社です。発音は「アイオジェン」のはずです。
http://www.iogen.ca/
この会社はシェルが部分的に出資している会社で、セルロース(植物繊維)を酵素で分解して糖を製造し、その糖を更に分解してエタノールを製造する技術を持っています。
で、記事に書かれている通り、通常は捨てられているとうもろこしの茎からエタノールを製造しています。
セルロースからのエタノール製造は注目されています。日本での動きもおいおい書いていくつもりですが、ここではカーネギー・メロン大学発の情報をご紹介します。
http://www.carnegiemellontoday.com/article.asp?Aid=368
"Switchgrass" と呼ばれる、北米ではありふれた植物(雑草の類のようでもあり、牧草としても利用されている模様)を原料にしようという意見がアメリカにはあります。これもその一つです。