伝統シナ社会の基本構造・理念はこういうことだ。
(a)この世の秩序は「天」によって定められている。
(b)「天」の意志「天意」を「天子」が受けてこの世を統治する。
(c)「天意」に従う統治を実現する手段として、「天子」は官僚機構を編成し駆使して社会を統治する。
(d)「天子」は一人の人物(男性)である。
「天子」は「皇帝」と考えてよい。
「天意に基づくこの世の秩序」を実施する基準が「儒教」と総称されている。(註)
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註: 上に書いた考え方には、「天子はシナに在する」という重要な前提が、無条件に想定されている。こういうところにシナ歴代政権の外国に対する独善的な態度が起因しているのだが、そのことは当分は取り扱わない。