前回9月22日の投稿(6)を見て思うのは、通貨市場のトレンドはどうも資本収支と関係が深いのではないか、ということだ。(※)

最近のドル安トレンドは2002年の前半から始まっている。

2003年、2004年と米国の資本収支が前年より悪化している。2002年は資本収支が前年より良くなっている。が、よくよく見ると「誤差脱漏」が大きい。資本収支の対前年増加とを半分相殺しかねない額に達している。

円は対ドルで2003年後半に激しく上げた。そしてこの年の日本の資本収支は前年より大幅に良くなり、一気に黒字化している。すごい資本流入があったわけだ。

これだけでは事例が少なすぎるかもしれないが、どうもこういう感じがする。

中国の資本収支はどんどん黒字を累積させている。外貨準備もどんどん増えている。(経常収支もやっぱりどんどん黒字を積み増している)


週刊エコノミスト9月13日号でも、中国国内不動産投資向けの資金流入の急激な増加について書かれている。

徐々か急激かは別にして、CNY高は当面動かしがたい流れのように見える。

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※ 別途考えてみたい。