では、シナ(註1)は永遠にアメリカを追い抜けないのだろうか?

そんなことはないとmattは思っている。

共産党政権が崩壊したと仮定しよう。現在シナ社会でのコンピュータ技術開発に対して被さっている制約要因が取り除かれることになる。

そうなったら事態は一変するかもしれない。

もちろん、一年とか五年とかそういう短い期間で追い抜くのは難しいだろう。しかし長い間には追いつき追い越せるかもしれない。

共産党政権が崩壊するということは、共産党が特定の政治的目的を達成するために資源を特定の分野に投入することをやめるということでもある。

例えば、アメリカを仮想的として(戦車や戦闘機など在来型の)軍事開発に注力するなどということも、短中期的におあずけにすることができるようになるかもしれない。そうすれば、経済建設により大きく注力できる。

シナ経済が発展すると人口が大きいから巨大な経済圏になる可能性がある(註2)。一旦巨大な経済力を持てば、その後で研究開発に資源を投じる場合にその資本投下規模が莫大になる。今日では考えられない規模の研究開発を出来るようになるかもしれない。

仮にそういう時代が来るとしても何十年も先のことだろう。しかし共産党政権が崩壊するという前提を受け入れれば、あり得ないシナリオとは言えないと思う。

宇宙開発にだって、将来は、現在では考えられないほど巨額の資本投下が可能になるかもしれない。

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(註1は投稿後に加筆した)

註1: mattは「シナ社会」と「共産党体制」とを分けて考えている。「シナ社会」には好きな面も嫌いな面もある。が、「共産党体制」には全く好感を持てない。なお、「シナ社会」に日本が取り込まれてほしいとは思っていない。

もっとも、「シナ社会」が「建前としての共産主義体制」になじみやすい面があるのかもしれない、という感触は持っている。これについては、裏ブログで少しずつ書いている。(遅々として進まないが)

註2: 共産党体制が崩壊した後、シナが単一の政府の下に統治されるかどうか、今のところは分からない。分裂する可能性をにらみつつ、統一政権誕生の可能性も想定しておく必要があるだろう。