4月4日FT.com記事 - http://news.ft.com/cms/s/2403c06a-a4a6-11d9-9778-00000e2511c8.html


日本がUN安全保障理事会常任理事国になることへの反対運動が中国で起こっている。

FT.comはさすがにしっかりしていて、単純に反日運動だとは思っていないようだ。反対運動の矛先が政府に向かい始めていることをしっかり指摘している。

mattは、共産中国でのこういう類の社会運動は、基本的に「偽装された党内権力闘争」だと思っている。もちろん、反日感情それ自体は存在するだろうし、また、中国政府としては日本を敗戦国としての立場においておきたいであろう。しかし、それはそれとして、こういうことを党内闘争のネタとしているのだと思っている。

古くは1950年代~1970年代の「大躍進~文化大革命」など、今となっては権力を守ろうとした毛沢東が国中を動かしてひっくり返したのだということがわかっている。

比較的新しいところでは、1989年5月にゴルバチョフが北京を訪問した際、学生達が天安門広場を埋め尽くしたが、そのときのプラカードの中には「竹下登は辞めるぞ」というものがあったそうだ。「鄧小平辞任せよ」と言いたかったのだろう。こういうところから、運動を焚きつけている誰かが裏にいたらしいことが伺える。それが誰だったのかはまだわからないが。

今回は、誰と誰の戦いなのだろうか? 政治の自由のない社会だから、なかなか観察が難しい。